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高校野球の引退とはすなわち
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
高校野球真っ只中ではありますが、今年は梅雨の影響を受け、雨天順延がものすごく多い年でもあります。
過密なスケジュールをこなすためには、平日に試合を組まれることもしばしばみられます。
我が子の勇姿を見ようと、父母の方々も足繁く球場に足を運んでいる姿を見ると、そこに生まれるパワーみたいなものも感じられます。
昨日の試合が雨で中止となった翌日にも関わらず、たくさんの父母の方々の姿を拝見すると、仕事は大丈夫なのかなあと少し心配にもなります 笑
でも、間違いなく、高校野球には欠かせない存在です。
子供にとっての高校野球は青春そのものですが、それは親にとっても同じなんだと感じました。
ある高校が、試合に負けた後の話です。
選手権の予選は、三年生にとって負けた時点で引退が宣告されます。
その引退に伴い、試合後の球場では引退式(名称は様々)なるものが行われることがあります。
三年生の親にとっても、負けた時点で高校野球の引退勧告がなされます。
子供とともに歩んできたこれまでの高校野球生活、もしかすると小学校の頃から続けてきた野球にも区切りを付ける瞬間なのかもしれません。
子供も頑張ってきましたが親も頑張ってきました。
朝早くからご飯を作り子供を送り出す。
ときには、送っていくこともあったでしょう。
帰りが遅い子供を迎えにいったこともあったでしょう。
泥だらけになったユニフォームを洗い、また次の日のために用意する。
まさに毎日が戦いだったと思います。
高校野球はプレーをする選手だけのものではありません。
親たちにとっても、かけがえのない素晴らしい時間を過ごせたのだと思います。
そんな引退式の中で、父母代表の方の挨拶がそれを物語っているかと思います。
今まで夢を見させてくれてありがとう!
この言葉を聞いたときにこちらこそ
感動をありがとうございました。
と言いたくなりました。
高校野球は、選手、マネージャー、スタッフ、父母、審判員、運営者、OB、観客者の皆さんが融合して、とてつもない感動が生まれます。
それぞれの立場で一生懸命やったからこそ、格別なドラマが生み出されます。
父母から見た高校野球も、最高のドラマがあることを伝えたくて、今日のブログにしてみました。
さあ野球やろうぜ!
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