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なんでだろう?

2019.07.19
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

連日高校野球を観戦していますと、あることに気づきました。

 

試合前に

 

「特定の選手や学校などを、SNS等に投稿したり誹謗中傷することは、禁止されています。」

 

と言った具合(そんなニュアンス)のアナウンスが必ず聴こえてきます。

 

今回僕が気づいたのは、選手や学校に対して注意喚起はしているけど、審判員に対しては誹謗中傷しないでくださいというようなアナウンスって無いなあと思いました。

 

僕は、審判員の誤審疑いの記事や動画を積極的に検索したことが無いので、知人から見せてもらうとき以外は目にしたことがありません。

 

試合をスタンドで観てると、いろいろ思うことはありますが、それ以上は詮索しません。

 

一観客として、ノープレッシャーかつ俯瞰で観られる優位性を楯に、アレコレ詮索するのがなんだか苦手です。

 

審判員を経験したことが無い方は分からないかと思いますが、あの空間に立ち続けると、相当体力と精神力が消耗します。

 

特に昨今、少しでも間違えると(疑われると)容赦なく動画やSNSで吊るし上げられます。

 

大変な世の中です。

 

誤審なんてことをすると、末代まで晒されかねません 笑(それくらい怖いと思っています)

 

僕のブログを読んでも、お前それ違うだろっ!とツッコミたくなることが多々あるかと思いますが 笑

 

自分が世間からどう思われているのかは気になりますが、敢えてエゴサーチはしないようにしています。

 

なぜなら、そのことで周りの方に殺されてしまうと思ってますので 笑

 

でも、批判や非難もされない立ち位置が一番悲しいとも思っています 笑

 

話は逸れましたが、誰しも一生懸命やったことを、世間から叩かれるのは心地よくありません。

 

それは、子供(選手)に限らず大人(審判、監督)も一緒ですよね。

 

個人的な意見としては、自分がやってもいない(出来るか分からない)ことに対して、強く言うのはカッコ悪いと思っています。

 

そんなに言うなら、自分がやってみれば?

 

と僕は思ってしまいます。

 

審判員のことを世間に晒している方たちは、一度あの舞台に立ってみてください。

 

おいそれと、いろいろことが言えなくなると思います。

 

野球は、審判員がいないと成立しません。

 

その審判員に対して、無記名(所在を明らかにしない)により叩くことは、今後の審判員の存続(審判員をやる人がいなくなる)にも影響しかねません。

 

人生を左右するような大事な選手権予選などで、納得のいかない判定もあるかと思います。

 

でも、それも野球の一部では?

 

人が人を判定するには、少なくともあり得ることだと考えます。

 

100年後にロボットなどが野球の審判をするようになっているかもしれません。

 

全部きっちりと判定されるような野球を考えると、僕はぞっとします。

 

もしかすると、小学生の野球ではバットを振ったチームが負けになるかもしれませんね(意味が分からない方は、知り合いの審判員さんたちに聞いてみてください)

 

今、野球が面白いのは、人がやることを人が判定するからなんだと僕は考えます。

 

かといって、審判員の皆さんが適当にやっているわけではありませんし。

 

試合後は、必ず反省会を行い、審判員の向上に努めています。

 

今度試合を観るときはには、審判員を中心に野球を観てみてください。

 

素晴らしい走りや素晴らしい佇まいをされている審判員もみえますから!

 

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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