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必ず声を出す意味が分かる方法
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
サイレントベースボール
この俗称は、僕が考えた言葉です 笑
声を出さないで淡々と野球をやることを指します。
以前のブログでもこのことに触れています。
このサイレントベースボールは、あまり良くない事象として以前のブログでも書きましたが、こんな画期的な方法で声を出す必要性を選手に伝えているのだと先日勉強しました。
その方法とは
あえて
声を出さないで野球をすること!
詳しく言うと、試合形式などの守備練習中に声を出さないで野球をすることです。
僕自身もやったことがないですし、実際やれと言われてもできるかどうか・・・
この練習の約束事は一つだけ。
とにかく、試合形式の守備練習中に声を一切出してはいけない!
なーんだ、そんなことかと思った方もいるかもしれませんが、ある意味これはもの凄いストレスを生じますし、危険も伴います。
声が全くない野球は、バットの打球音以外ほとんど音がありません。
つまり
キャッチャーが、「ノーアウトランナー1塁、バント有るよ!」だとか
「ピッチャー楽に行こうぜ!」だとか
「風有るからフライは注意しようぜ!」
などの声も出してはだめ!
そして、打球が外野の間を抜かれて中継プレーの必要性が生じたときも、何一つ声を出してはダメですので、どこに投げるのかも全部個人責任になります。
このケースならどこに投げるとか、どうやってプレーするとかを誰からもアドバイスを受けることなくやらなくてはなりません。
責任重大 笑
また、フライが上がった時やバント処理で複数の選手が関わるときなどどうでしょうか。
お互いが譲りあってしまい、フライを落としたりバント処理が遅れることもあるでしょう。
まだ、それくらいなら良いかと思いますが、外野フライなどではどちらの選手が捕るのか声を出さないとぶつかる可能性が格段に高まります。(声を出していても、ぶつかるリスクは無くならないですしね。)
声を出さないで野球をすることは、失敗する可能性やケガをする可能性を著しく高めてしまいます。
誰ともコミュニケーションを取らないで、グラウンドに立ち野球をやる孤独感は相当ヤバイかと思います。
声を出しても良い中で、声を出さないで野球をやるのと
声を絶対に出してはいけない状況の中で、野球をやるのとでは全く意味が違います。
良く野球では、声を出せと言われます。
そう言われると「さー行こうー!」などの声を出すことが声を出すことだと思われています。
まずは声を出すことの意味をしっかり知った方が良いと思います。
声を出すことで
事前に確認できる
的確に伝えることができる
自分の居場所(存在)が分る
状況が確認できる
仲間に励まされる(仲間を励ますことができる)
テンションが上がる(パフォーマンスが上がる)
観ている側も気持ちが良い 笑
など多くのメリットがあります。
声を出せ!ではなく、声を出してはダメという全く逆の発想から、声を出す大切さを学ぶことができた貴重な一日となりました。
さあ野球やろうぜ!
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