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読み合い~2ストライク1ボールでの攻防~

2019.09.25
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

野球は相手との読み合いです。

 

先日、こんなことを思わせてくれたプレーを目にしました。

 

2アウトで1番バッターが出塁しました。

 

そして迎える2番バッターのカウントは2ボール1ストライク。

 

ここでエンドランをかけてくるぞー!と思った矢先

 

左ピッチャーは1塁に比較的ゆったりとした牽制

 

ランナー逆を突かれたか!

 

と思われたが、1ミリの迷いもなくスタートを切る。

 

1番バッターを任されるくらいなので俊足なのは見て取れる

 

ファーストは虚を突かれた感もあったが、捕球すると2塁へ素早く送球

 

2塁塁審の両手は真横に開いた

 

特段、ファーストの悪送球は見当たらなかった

 

 

 

 

この2塁進塁までには、たくさんの心の動きがあったと思います。

 

すなわち読み合いが・・・

 

①まずは、2アウト1塁(ランナーは1番バッター)のケースだから、最悪盗塁死しても次の回は2番バッターの好打順から攻撃できる。

 

②そして、2ボール1ストライクとなりエンドランのサインを出しやすいカウントで、期待できそうな2番バッターがバッターボックスに居る。

 

③守備側(特にピッチャー)としては、①②のことは勿論頭に入ってる。だからここで、ゆったりとした牽制を入れて様子を見るとするか。

 

④1塁ランナーとしては、盗塁やエンドランのサインが出たとき、もしゆったりとした牽制が来ても迷うことなくスタートを切ろう。

 

などのことが、このワンプレーの中に隠されていたと思います。

 

観客としては、エンドランの大チャンスで攻撃側が優勢、しかし牽制でうまくランナーの逆をついたので守備側が優勢、と思いきやランナーは迷うことなく俊足を生かして2塁に進塁。

 

結局、この局面を攻撃側がモノにした!

 

このように、わずかな時間でも目まぐるしく展開が切り替わっていきます。

 

とてもスリリングな場面ですし、お互いの読み合いを制したのは攻撃側でした!とジャッジをしたくなります 笑

 

野球は、選手対選手の戦いですが、そこに監督同士の戦いが加わるとなおかつ面白いです。

 

読み合いの見せ場は、なんといってもスクイズだと思いますが、随所にそれは見られます。

 

野球を力と力のぶつかり合いと観るか、お互いの読み合いと観るかで全く楽しみ方が変わってきます。

 

だから、野球は楽しんでしょうね!

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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