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せこい野球ではダメなんでしょうか?

2019.11.15
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

 

せこい野球

 

 

そもそも、せこいという言葉が適切なのかも分りませんが・・・

 

 

せこいとは

 

①悪い。醜い。下手だ。くだらない。

 

②少ない。ケチ。しみったれている。

 

③料簡が狭い。

引用 weblio辞書
今回のブログのせこい野球とは、バントを多用したり、ルールの細かい部分を付いてくるような野球を言いたいと思います。
いわゆる、素人受けしないような野球です。
野球をよく分らない人から見ても、ホームランの華やかさや鮮やかな奪三振シーンは目に留まると思います。
確かに、イケイケドンドン(豪快な)の野球は観ているものを凌駕するだけの魅力があります。
単純に、観ていて気持ち良い理由も分ります。
野球は、打つことが当たり前で始まっていますので(21点を先取したチームが勝ちというルールであった。)、やはりヒットがたくさん出ないと面白みが無いと感じてしまうかもしれませんね。
でも、強力な打線で無いと勝てないとなると、なんだか逆に面白みが無くなるのではないのでしょうか。
柔よく剛を制す
の言葉のように、小さい人でも大きな人を投げ飛ばすことができるようなシチュエーションを、日本人は好むかと思います。
まさに、侍ジャパンなどもそんな感じがします。
巨大戦力のチームに対して、小さな戦力のチームが打ち負かす。
このような図式を日本人は好きなんでしょうね。
昨夏の大阪桐蔭対金足農業の甲子園決勝戦では、多くの方が金足農業を応援していました。
大多数の日本国民を敵に回しながら、見事春夏連覇を達成した大阪桐蔭は本当に凄いと思います。
それでも、あの夏の金農フィーバーを振り返ってみると、改めて日本人のDNAに刻まれた
柔よく剛を制す
弱きを助け強きを挫く(ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが)
下剋上(ジャイアントキリング)
みたいなものが好きなんだと感じざるを得ません。
公立高校が私立の強豪校を破るには、まともな戦い方をしても難しいかもしれません。
公立高校でも、有望な選手が集まるところはたくさんありますが、世間一般的な図式として公立高校が私立高校に勝つと盛り上がりをみせると思います。
圧倒的な戦力差の私立高校に立ち向かうためには、せこい野球も必要になってきます。
鋭い振りをする打者に対して、真っ向勝負を挑まなくても良いと思いますし。
凄いスピードボールとキレの良い変化球を投げてくる好投手に対して、バントなどで揺さぶるのも良いかと思います。
そんな好投手を前にランナーを出すことができたら、走塁で思い切り揺さぶっても良いですね。
相手投手のクセなどを見抜き、狙い球を絞っていったり、どんどん盗塁しても効果的だと思います。
まともに戦ってもどうにもならない相手に対して、せこい野球を仕掛けるのも作戦の1つです。
世間一般的にはどのように映るのでしょうね。
弱い者が強い者に勝つ
その方法がせこかったとき
せこいといっても正々堂々ルールの範囲内
皆さんは、このようにせこい野球をどのようにお考えでしょうかね 笑
さあ野球やろうぜ!

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