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稽古とは一より習い十を知り十よりかえるもとのその一

2019.11.16
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

 

いつも野球の話題ばかりですので、たまにはソフトボールの話もしてみたいと思います。

 

先日、社長が小中学生の女子を対象にソフトボールチームを立ち上げました。

 

 

 

 

微力ながら、僕も練習に参加させていただきました。

 

初めてソフトボールを始める女子も居ますので、キャッチボール1つとってもテンヤワンヤでした 笑

 

グラブを付けてボールを捕るという行為が、こんなにも難しいとは。

 

ボールを相手のところに投げるのが、こんなにも難しいとは。

 

それをできるようにするために、何を言ってあげればよいのか。

 

どんな方法で練習をしてもらえばよいのか。

 

真剣に考えました。

 

そんな状態の彼女たちにするノックは、これまで経験したことがないくらい気を遣うものでした。

 

同じリズムのバウンドになるようにノックを打たないと、彼女たちのグラブからボールはこぼれてしまいます。

 

だから、打った瞬間にこれは捕れない!

 

と思ってしまいます 笑

 

案の定、ボールをはじいてしまうと、つかさず僕は「ごめん、ごめん」とノッカーとしての過ちを認めました 笑

 

少しでも速いノックもダメだし、同じリズムのバウンドで打たないといけないし・・・

 

どっちの練習だか分らないくらいでした 笑

 

でも、これがいつも社長の言うノックなんだと気づかされました。

 

捕球姿勢(送球も)を固めるためには、同じようなバウンドのノックを何回も何回も受けることでカタチが作られます。

 

ノックの前段階では、ゴロを転がしてあげて捕球姿勢(送球も)を体に覚えこませるのもよいかと思います。

 

ソフトボール初心者の彼女たちを相手にしていると、こちらの方が逆に教わっているような感覚に陥ります。

 

人にモノを教えるという行為は、本当に勉強になります。

 

そして、できないことができるようになったときの喜びを感じてもらうことが、僕にとっても何よりの喜びです。

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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