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こんなところにもあった心理戦が

2019.10.12
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

台風19号の被害が少ないことをお祈りしてます。

 

昨日は、久々にプロ野球をTVで観ました。

 

今は、セリーグパリーグともにCSファイナルを戦っています。

 

そのうちのセリーグCSファイナル、巨人対阪神戦の9回1死からTVをつけました。

 

マウンドには、阪神の守護神藤川投手。

 

思わず目が釘付けになりました。

 

セットポジションから投げるスタイルは昔と変わっていませんが、サインを見る時の右手は、フォークボールを投げるべくボールを挟んでいました。

 

 

ちょうど、センターから映すカメラから見ると、ボールを挟んでいるのが丸わかりです。

 

フォークボールを投げますよ!と伝えてるみたいに。

 

だけど、バッターからは挟んでいるのが分からないかもしれませんが。

 

と言っても、藤川投手はストレートを投げる時もボールを挟んだ状態でサインを見てます。

 

一見すると、バッターに対してボールを挟んだ状態を知らせる(チラつかせるが正しいかも)ことで、バッターとの駆け引きをしてるのかもしれません。

 

バッターを打ち取るためには、ほんの0.01秒でもバッターに迷ってもらうだけで効果があるくらいですし。

 

でも、こんな心理戦とは裏腹に、ただ藤川投手のルーティンなのかなあとさえ思います。

 

ピッチャーは、ストレートを投げるより、ボールを挟むフォークボールを投げる方が握りにくいので、案外その意識を無くすためのルーティンなのでは?

 

イチローさんが、バッターボックスに入る前のやルーティン

 

ゴルフスイングのように(打つギリギリまで、ピッチャーに胸を見せないことを意識するための儀式)。

 

藤川投手のこのルーティンの理由は分かりませんが、いろいろ考えた末に生まれた行動なんでしょうね。

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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