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鬼コーチの表と裏
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
野球を長く続けていると、一度は鬼コーチと呼びたくなるコーチが存在します。
ここで言うコーチとは、指導者全体のことを指しますので、今回は監督も含んで話をしていきます。
鬼コーチの条件として、
キツイことを言う。
キツイことをやらされる。
などがあるかと思います。
昨今、指導者の体罰や暴言問題が取りざたされていますが、今回はそういったことではなく、選手のことを思って心を鬼にするコーチにスポットを当ててみます。
そもそも、何故選手にキツイことを言ったりやったりするのでしょうか?
そうです。
選手に成長して欲しいからです。
そして、もう一つここで定義付けしておきたいのが、キツイこととは何かです。
まずは、キツイことを言うっていうのは、選手達に対して叱咤激励することだと考えます。
つまり、選手たちを成長させるためにキツイ言葉をかけることです。
これは、選手に悪口を言ったり罵るような言葉を使うのとは違うと思っています。(それが効果的だと思うなら敢えてやる場合も)
次に、キツイことをやらせるってことは、選手一人ではとても辛くてできないことをやらせるってことです。
人間はとにかく楽なことが大好きですので、自分で自分を追い込むようなトレーニングはそうそうできません。
しかし、それをできる選手が一流になれるかと思いますけどね 笑
このように、選手からみるとキツイことを言われたりキツイことをやらされているので、あのコーチ嫌だなと感じることもあるでしょう 笑
しかし、よくよく考えてみてください。
それを言われて、それをやらされて得をするのは、間違いなく選手です。
その反面、コーチは選手達やその周りからもキツイ印象を与えてしまうので、損をしているのかもしれませんけどね 笑
指導者あるあるですが、指導者たちは好きでキツイことをいったりキツイことをやらせてる訳ではありません。
できれば、キツイことを言いたくないしやらせたくないと思っています。
その方が、選手達やその周りから良い印象を与えることができるからです。
端的に言うと、自ら悪者にならない方がコーチは楽なのです 笑
でも、コーチ達が楽をしてしまうと選手達の成長を遅らせてしまう可能性があります。
選手と鬼コーチ
その関係性がうまく保たれていれば、お互いにとってプラスに転用します。
しかし、少し解釈が変わってしまうと、その行為が体罰や暴言に捉えられかねません。
そう考えると、一番大切なのは選手と鬼コーチの信頼関係なのかもしれませんね。
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