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その一歩とその一声は人生における大切な一歩
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
野球界でよく言われるセリフの一つに
前に出ろ!
というのがあります。
そうです。守備時において、特に内野ゴロに対して言うことが多いかと思います。
大人になって気づきましたが、この言葉と行動って、野球だけのことを言っている訳じゃないんですよね 笑
学生時代でもそうですけど、社会人になってからは、特に自己アピールが大切になってきますよね。
自分の言葉で相手に伝えることって、各分野で必要になってきます。
サービス業や飲食業界などの接客業は勿論のこと、営業職では商品の良さを伝える傍ら、自身を売り込む上で言葉でお客様に伝えることは、かなり多いかと思います。
会社のプレゼンでも、自分の意見をしっかりと周囲に伝えることが大切になってきます。
よくよく考えてみると、グランドの中でも自分の意見を述べることが多いかと思います。
バントあるから、2つで殺すことも(2塁でフォースアウトにすること)考慮しろよ!
外野はホームで刺せる位置(本塁で補殺のこと)まで前に来いよ!
バッター甘い球は狙っていこう!
など、野球において声をかけることって、次のプレーに対して予測(準備、確認)させるようなことが多いです。
その予測が合ってるのか、合ってないのかは分かりませんが、とにかく声を出します。
これって、学校や社会に出てから自分の意見を述べることと同じなんだと思いませんか?
学校なら教室で、会社なら職員達の前で、自分の意見を述べる。
なんら違いが無いかと思いますが。
だから、野球で声を出す意味の1つに、社会に出てからしっかりと自分の意見を言えるようにするための練習だと感じています。
そして、前に出ろ!という行動には、人生の大切な要素が凝縮されていると気づきました。
甲子園の決勝戦、9回裏2死3塁0-0の場面で、あなたはショートを守っています。
そして、バッターはショート前にゴロを打ってきました。
それも、中途半端な勢いの打球です。
そのまま待って捕球するものなら、1塁はセーフになりそう。
しかし、打った瞬間前に出て行くとバウンドが合いそうに無い。(うまく捕球できそうにない)
あなたなら、前に出て捕球することができますか?
稚拙な文章力で、臨場感が伝わらないのが悔しいですけど、この場面で一歩前に出ることが出来ますか?
あなたのプレー1つで、甲子園の優勝を逃すかもしれないこの重要な場面で!
と言った具合に、人生においても一歩前(自信が無いけど行動する、自信が無いけど意見を述べる)に出なければいけない場面が多々あるかと思います。
野球は団体競技と言いながらも、誰が打てなくて、誰がエラーしたのかがハッキリと分かるスポーツです。
大事な場面で打てなかったり、エラーをすると、印象に残ってしまう残酷なスポーツなのかもしれません。
でも、失敗を恐れていては何も始まらないし、何も生まれません。
これは人生においても一緒なんだと思います。
1つの内野ゴロに対して、前に出られるのか?
前に出る姿勢を見せられるのかが大切なんだと思います。
誰でも、失敗(エラー)することや、間違った声(結果的に)を出すことはしたくありません。
だからといって、守りに入っていてもそれ以上の成長は望めないと思います。
前に出ろ!
には、こんな背景があると思って野球を観ると、あの選手が人生にチャレンジしているのが分かるかと思いますよ 笑
さあ野球やろうぜ!
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