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ボール交換
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
野球の試合を観ていますと、タイムに加えてボールの交換をする場面が多々見られます。
プロ野球なんかだと、少しボールが汚れたり、傷付いたような形跡があると(投球時にワンバウンド)すぐにボール交換が行われます。
ボール交換をする意味合いとしては、さきほどの理由に加えて、少し間を空けたい場合もあるかと思いますが、圧倒的に前者の理由が多いと思われます。
先日の高校野球を観ていたときに気づいたことなんですが、雨上がりなんだけど内野の土は万全なのに、外野の芝生は常にびしょ濡れ状態、なんてこともしばしばあります。
こういった場合の試合では、外野に飛んで行った打球が一度でも芝生(地面)に着くと、つかさずタイムがかけられボール交換が行われます。
この試合は、選手側の要望というより、審判側が常に配慮しているようにも見受けられました。
そんな感じで試合が進行していく中ふと思ったのは
あの交換したびしょ濡れのボールは再び試合に使うのだろうか?
いったい、公式戦1試合のために何球のボールを用意してあるんだろう?
ということです。
野球は、他のスポーツと違って、プレーボールしたときに使ったボールのみでは絶対に試合が完了しないスポーツといっても過言ではありません。
それ故に、常に新しい道具にアジャストしなければなりません。
ピッチャーをやっていると特に感じると思いますが、このボールは投げやすいけど、次に与えられたボールはなんだか投げにくいなんてこともあります。
だから、日本のプロ野球からメジャーリーグに移籍されたピッチャーは、そのボールの違いに戸惑うそうです。戸惑うくらいなら良いですが、全く自分のパフォーマンスを発揮できずに引退される方もいると聞きます。
メジャーリーグとの差異については、何れ詳しくやりたいと思いますが、今日は日本野球のボール交換について注目してみました。
あんなに調子よかったピッチャーが、ボール交換後にいきなり乱調になるなんてことを目撃する場面がありましたら、野球は本当に繊細なスポーツなんだと暖かい目で見守ってあげてくださいね。
さあ野球やろうぜ!
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