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野球が教えてくれたこと 我慢

2020.02.21
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です

 

 

 

今日から4日間に渡り、野球が教えてくれたことシリーズを書きたいと思います。

 

第1回は我慢です。

 

昨今の社会は、我慢をしないでも良いことが多々見られます。

 

コンプライアンスや便利さが建設的に整備されている現代では、我慢するということが古臭いようなどこか間違っているような風潮を感じせざるを得ません。

 

でも、そんな中でも我慢を強いられることはたくさんあります。

 

学校では、時間割に沿って授業が行われる訳ですし、授業の間は自由に席を立つことも許されていません。

 

また、会社や家庭においても上司や取引先、はたまた配偶者や子供たちとの会話では我慢をすることもあるでしょう。

 

自分の給料の中で、それに見合った生活をすることだって我慢の一つだと思います。

 

大なり小なり社会の中には我慢をすることが存在します。

 

 

 

 

でも、その我慢について、昨今異変が起きているのではないかと考えます。

 

体罰を我慢するということはさておき、自分の思い通りにならないことが起きるとすぐにSNSなどで誹謗中傷を拡散する傾向があります。

 

その行動は、自分が受けた屈辱や納得いかないことを、世間から同意してもらいたいのかもしれません。

 

人の悪口を公の場で公表し、自分を正当化したいのかもしれません。

 

自分は正しくて相手が悪い・・・

 

人間は、この考えが強い生き物だと思いますし。

 

なかなか普通に生活をしていては、自分が正しいを手放すことが出来ないので、そこで登場するのが我慢です。

 

我慢は先天的(性格)なものもあるかと思いますが、経験によっても学ぶことができます。

 

 

 

 

 

いつ終わるのか分らないエンドレスのダッシュ

 

寒い中バッティング手袋(そんなのが無かった時代ですので)もせず行った竹バットでのバッティング

 

理不尽な上下関係

 

競争相手が多すぎてなかなかチャンスが回ってこなかった高校時代

 

お腹を空かしても満足に食べるものがなかった高校時代

 

真冬の最中、くたくたに疲れて体に鞭打って出かけた銭湯

 

 

 

 

どれもこれも、我慢を強いられ僕という人間を成長させてくれた体験です。

 

その時は、辛かったり悲しかったり怒れたりしましたが、今となっては全て良い経験です。

 

その経験があるからこそ、嫌なことや理不尽なこと辛いことがあっても乗り越える力を身に付けられました。

 

 

 

 

現役時代は、我慢することのメリットが良く分かりませんでしたが、大人になるにつれあの時たくさんの我慢を経験したおかげで今の自分があると分りました。

 

人によっては元々我慢強い人もいるかもしれませんが、僕は野球によって我慢を覚えました。

 

次は若い世代にこの経験を伝えていこうと思いますけどね。

 

 

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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