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硬式ボール~野球の一番基本となる道具~

2019.08.03
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

野球は、硬式ボール、軟式ボール、準硬式ボールの3種類があります。

 

皆さんご存知のとおり、いわゆる甲子園(選抜、選手権)を目指す高校野球は硬式ボールになります。

 

今日は、野球には欠かせない硬式ボールについて触れてみたいと思います。

 

硬式ボールは、コルクやゴムの芯に糸を巻き付け、それを牛革で覆い縫い合わせて作られています。そして、原則として1球あたりの縫い目は、108個で構成されています。

 

108と聞くと、日本人は煩悩の数を頭に思い浮かべるのではないのでしょうか。

 

偶然この数字になったのかどうかは分りませんが、野球道を究めるにはそれ相当の煩悩との戦いを強いられるスポーツなのかもしれませんね 笑

 

そういう意味では、比較的野球をやっていた方を採用したいという会社が多いのかもしれません。

 

でも、今の世の中、評定無くして良い就職先を勝ち取ることが難しくなってきていますので、野球と同じくらい勉強や学校での取り組みも頑張らねばなりませんよね 笑

 

話を戻しますが、硬式ボールは重量141.7~148.8g(日本では約141.7g)、円周22.9~23.5cm(日本では約22.9cm)と公認野球規則により定められています。

 

硬式ボールを触ったことがある方は分るかと思いますが、少し重たいような印象を受けるかと思います。

 

そしてなにより、デッドボールや打球が身体に直撃した場合は最悪骨折をする恐れもあります。

 

硬式ボールを身体で受け止めた経験がある方は、その痛さが想像できるでしょうね 笑

 

笑い話でなく、本当に硬式ボールを扱うときは真剣にやらないと大けがの基にもなりかねますので、十分ご注意ください。

 

僕は、高校時代3打席連続でデッドボールを受けたことがあります。

 

そのときは、痛いというよりデッドボールでは全くアピールできないじゃないかという痛さの方が勝っていましたが笑

 

また、最後の選手権直前に頭部へのデッドボールを受け、救急車での搬送ではなかったのですが、精密検査も受けました。

 

そのせいかどうかは分りませんが、野球でも大した成績を挙げることなく、頭も特に振るわず現在に至っております 笑

 

あのときの頭部へのデッドボールさえなければ・・・・

 

ということにさせていただきます 笑

 

硬式ボールの形状を知っていると、ボールは傷つきやすかったり、水を含むと重くなったりすることが分るかと思います。

 

人間の身体は凄く繊細にできているので、少しボールが重くなったり、少し滑ったりするだけで、コントロールすることが難しくなるほか、身体へのダメージも徐々に蓄積されていきます。

 

メジャーリーグの公式ボール(公式球)は、約148.8g、円周23.5cmとなっています。

 

これは、日本の硬式ボールに比べて重さが約7g重く、円周(大きさ)が6㎜大きくなります。それに加えて、ボールの縫い目が日本より高く、さらに皮がツルツルと滑りやすくなっています。

 

たった7g、たった6㎜の違いですが、長年日本の硬式ボールに慣れ親しんできた身体には、ほんのわずかな違いがボディブローのようにじわじわと効いてきます。

 

さらに、縫い目の高さが変わることで変化球の曲がり方も劇的に変わるでしょうし、ツルツルと滑るボールに悩まされるピッチャーも少なくありません。

 

僕は野球ではありませんが、この滑ることにより自分のパフォーマンスを発揮できなかったという経験があります。

 

それは、中学3年生の陸上大会3,000mに出場したときのこと。

 

当日は、雨が降る中でのレースとなりました。陸上用のスパイクを履いて臨んではいましたが、トラックが田んぼみたいな状態であり、全くスパイクのグリップが効かないというストレスを抱えたままレースを終えたのを記憶しています。

 

このとき初めて、環境や状況が変わることで普段の力が出せなくなるんだと自覚しました。

 

ですので、野球の一番基本となるボールの変化は、パフォーマンスに大きな影響を与えるんだと分りました。

 

ボールがあってこその野球

 

その野球の象徴であるボールを大切に扱わないと、野球の神様は許してくれないかもしれませんね。

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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