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大船渡高校佐々木投手選手権予選決勝戦出場せず
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
このニュースを聞いたとき、僕はまっさきに倫理問題という言葉が浮かんできました。
大船渡高校佐々木投手選手権予選決勝戦出場せず
あまり、個人的なことをブログで取り上げるのもどうかと思いましたが、倫理問題について深く考えることができる良い教材だと思ったので、今回取り上げてみました。
僕の結論を言いますと、一番の問題は過密スケジュールだと思っています。
そして今回の判断と結果が、良かったのか悪かったのかということも僕の中では答えが出せていません。
今回のニュースを聞くのと同時に、このことが頭に浮かんだからです。
トロッコ問題
これは倫理学の思考実験です。
少し的が外れていると感じる方は、ここまで読んでいただきましてありがとうございました。文章で伝えるというのは難しいですよね。だから、SNSなどでの問題が絶えないんでしょうね 笑
動画を拝見できなかった方に、粗い説明をさせていただきますと
これは、どちらを犠牲にするかという思考実験です。
“何もしなければ多くの人が犠牲になるが、行動を起こせば1人が犠牲になる代わりに多くの人を救える状況“
このことと、今回の大船渡高校の問題が重なりました。
この思考実験では、救える救えないという論点ですが、今回の選択は栄光を掴めるか掴めないかという違いがあります。
そして、大前提に佐々木投手が登板したところで、必ず勝てる訳ではないというところが、トロッコ問題とは大きく違う点でもあります。
凄く長い目で見れば、佐々木投手が後々メジャーリーグ等で活躍されれば、監督を含めチームメイト、父母、OB、学校、地域住民等も誇りに思うかと思います。
でも、そうならない可能性もあります。
しかし、監督は将来そうなるイメージを持っていたからこそ、今回の決断に至ったと思います。
今回の決断でなかったにしても僕は敬意を表します。
たとえ、佐々木投手を起用したとしても凄い決断だったと容易に想像できるからです。
それほど、今回のことは倫理に訴えかける究極の決断だったのかと感じています。
僕は、こんな楽な立場から見ているだけですので、今回の決断についてどうこう言えませんが、皆さんはどのように感じられたでしょうか。
正解が無いようにも思える事象なので、きっとモヤモヤされているかもしれませんけど…
さあ野球やろうぜ!
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