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緊迫した中での練習
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
緊迫した野球の練習を観ると、良い練習をしてるなあと感じます。
僕の経験上、今まで打席に立ってきた中で、緊迫感がなかったのは、二日酔いで出場したあの草野球での試合くらいです 笑
いくら遊びの野球だからといって、バッターボックスに入ると、必ず緊迫感が生じます。
これは、生涯拭いきれない感覚だと思います。
草野球でこんな感じですので、ましてや全国大会に繋がる試合や甲子園に繋がる試合では、緊迫感が半端ないと思います。
野球の試合では、張り詰めた状況の中でのプレーが求められます。
練習は、試合のために行うものですから、普段から緊迫感のある練習をしておいた方が効果的なのかと考えます。
練習のシートノックの中で、1球の怖さや大切さを身に付けるよう、選手間の中でも確認し合うことが必要だと思いますし。
普段の練習ではあまり厳しいことを言わないチームメートが、試合中にミスしたら急に厳しいことを言うなんてこともあるでしょう。
試合でのミスに対してああだこうだ言うのなら、普段の練習中から言うべきだと思います。
でも、言い方には注意しないといけませんけどね。
昨今、平気で「死ね」などの言葉が飛び交います。前職が消防士だった僕から言わせると、人の命を救うためにどれだけ大変なのかを全く知らない人なんだと感じます。
また、ミスをしても、なあなあなチームには次のミスが隠れている気がします。
大人になれば失敗が許されない職業がたくさんあるのに。
命がかかっている仕事やお金がかかっている仕事、はたまた信用がかかっている仕事など…
僕は、緊迫した野球の練習中の向こう側に、こういったあらゆる場面に対して負けない精神力を養う訓練をしていると捉えています。
大人の方はよく分るかと思いますが、学生時代より社会に出てからの方が何倍も辛いことが待ってますよね。
それは、働き方改革やコンプライアンスなどが整備されつつある現代においても、社会の厳しさは変わらないと思ってます。
一度宿題の提出を忘れてもさほど影響はないかもしれませんが、取引きや納品などに期限を破ると一気に信用を失い仕事も失い兼ねません。
本当に、社会は厳しいのです。
だから、そんな荒波の社会に子供を送り出すためには、野球における修業は凄く効果的だと感じます。
指導者は、1球の怖さ大切さを知っているため、練習中でのミスを許しません。
それは長い目でみると、いずれ社会に旅立つ子供達に対して、しっかりと生き抜けるように叱咤激励する愛情表現なんだと感じるのは僕だけでしょうか。
さあ野球やろうぜ!
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