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DHの気分

2019.04.18
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

DH

 

designated player(指名打者)の意味です。

 

詳しくはこちらをクリック

 

指名打者(以下DHと表記)は一切守備に就かず、本来投手が担うべき打撃を代行する事で、投手と攻守を分担する。とあります。

 

つまり打撃専門の選手です!

 

僕は、無類のバッティング好きですので、毎日毎日バットを握っては素振りをしたり、グリップの感触を確かめています。野球は打つことしか興味がなかった選手ですので、この制度が高校生までにあったら良かったのになと本気で思ってました 笑

 

でも、実際にはちゃんと守備について攻撃になったら、打席に備える。

 

また、攻撃時に打席が回ってこなくともベンチから守備位置まで走って向かう。

 

このリズムがごくごく自然なリズムでした。

 

しかし、大学生からの野球ではDHが存在します。

 

先日観た大学生の試合でも勿論DHの選手がいて、彼は常にヘルメットを被ってました。

 

他の選手が帽子の中一人だけずっとヘルメットを被ってました。これも、彼流の集中の仕方なのかと…

 

よくよく考えたら、打つだけで楽でいいなと思っていたDHって、本当は過酷なのではないかと考えました。

 

DH以外の選手なら、攻撃時にミスをしても守備時に挽回できるチャンスがあります。DHはそれが無いのです。

 

このことも本人の考え方次第だと思いますが、野球がいかに心と直結しているのかが伺えます。

 

野球は、試合中に考える時間がたくさんあります。

 

サッカーなどは常に動いている状態が続くため、考えながら動くことが求められます。

 

それに引き替え野球は、1球1球考える時間が与えられます。

 

考える時間があるというメリットと、長い時間考えてしまうデメリットもあります。

 

DHなんかは、そのデメリットを受けやすいポジションなんだと思います。

 

前の打席で凡退として、次の打席が来るまでは守備で挽回することができず、悶々とした気持ちで打席に入ることもあるでしょう。

 

そんなことを考えていたら、DHの選手のメンタルって凄いなと感心します。

 

今シーズンを打者専属で対応する大谷選手の活躍も目を離せませんが、大学生、独立リーグ、社会人及びプロ野球のDH選手の動向にも注目していきたいと思います。

 

 

特に3打席凡退後の4打席目などには大注目です。

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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