ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



振らない勇気

現在、ホームランダービーのトップを走る大谷選手ですが、強打者故のある問題が発生しています。

それは


なかなか勝負をしてもらえない！


つまり、大谷選手での打席では、コースがボール球での配球が増えたりフォアボール（申告敬遠含む）が増えてきています。

野球はストライクゾーンを打つ方がヒットになる確率が高いですから、対戦チームは大谷選手に打たれまいと勝負を避ける傾向にあります。

野球経験者なら分かるかと思いますが、なかなかストライクゾーンに投球が来ないと少しボール球でも打ちにいったりしてしまいます。

そして、ボール球に手を出すことでヒットの確率も低くなるという方程式が成り立ってしまいます。

本当に、強打者故の悩みだと言っても過言ではないかと思いますが、この勝負をしてくれないバッテリーの攻め方に大谷選手がどこまで辛抱強く対応できるのかも見ものです。

かつては、バリー・ボンズ（元サンフランシスコ・ジャイアンツ）さんが、シーズン232四死球（うち120敬遠）という状況でありながら、ホームラン45本、長打率1.422という異次元の記録を達成しています。

今後、大谷選手もバリー・ボンズさんみたいに素晴らしい集中力を維持できるのかも見ものですね。






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