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休むというトレーニング

2019.05.30
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

今日のブログも、聞き方を間違えたら炎上の恐れがあるかもしれません 笑

 

しかし、炎上するだけこのブログに注目してもらっているという証拠なので、少し有り難い話ですが 笑

 

 

最近の高校野球の傾向は、月曜日を休みやグランド整備又は環境整備にあてている学校を多く目にします。

 

昭和生まれの方からすると、何を甘っちょろいことをしてるんだと言われるかもしれませんね。

 

弱いチームや下手くそほど練習やトレーニングをしなくては、強いチームに勝つことはできない!

 

それも一理あると思います。

 

 

 

ここで一度思考の整理をしてみます。

 

指導者の方は、勝つためにどうすれば良いのか試行錯誤され、練習メニューを決めています。

 

それぞれの方が、自分の信念に基づき選手を鍛えています。

 

強豪校ともなると、素材の良い選手が多く入部してくるため、苦労の度合いで言えば公立校の指導者の方が多いのかと推測します。

 

それでも私立校でも公立校でも甲子園を目指し、切磋琢磨されていることには違いはありません。

 

何を

どのように

どれだけ

どんな意識で

選手たちに練習メニューを取り組ませられるのか。

 

限られた時間の中で、最高のパフォーマンスを出させるには、何を選択して何を捨てるのか。

 

このことばかりを考え、指導者の方は練習メニューを決定しています。

 

だからこそ、指導者の数だけ練習メニューにも違いが出てきます。

 

鉄板の甲子園出場メニューがあれば、それだけをやると思いますが、この練習メニューをやっていれば必ず選手は力をつけ甲子園に行ける!なんていうメニューはありません。

 

毎年変わる選手

毎年変わるチームカラー

そして時代も少しずつ少しずつ変化をしていきます

 

その時代に合わせた練習メニューや時代に合わせない練習メニュー

 

選択する指導者にも覚悟が必要です。

 

その覚悟の中には、練習をしない選択もあります。

 

 

つまり、休養日を設けること

 

 

練習したいことは、山ほどあるかと思います。

 

その気持ちを抑えて、選手に休養を与えるということは、まさに苦渋の決断なのかと…

 

でも、選手の体調やメンタル面などを考慮すると、この休養日こそが恵みの雨ならぬ、恵みの休養なんだと思います。

 

選手としても、あの休養日までは全力でやろうという道しるべになることも。

 

あと、筋トレの中でも休養は必要不可欠です。

 

休養日を設けると、進んでいないような印象を受けますが、実はパフォーマンスを発揮させるためには大切な要素なのかもしれません。

 

メジャーリーガーは、主力選手に定期的な休日を与えています。

 

メジャーリーグの考え方は、疲れていたらパフォーマンスが下がるということなんだと思います。

日本は、不調になったら練習しよう!

アメリカは不調になったら休もう!

 

ここに文化の違いがあるかと思いますが、どちらが正しいのか僕には分りません。

 

だけど、パフォーマンスを上げるという意味では、必死に考えた結果なことには違いありません。

 

 

心身ともに休ませることによって、日々の練習態度や効率が上がれば言うことがありません。

 

そして、大切な現有戦力を故障させないことも、勝利には必要だと考えます。

 

 

練習と休養

 

 

これは、これからも指導者にとって永遠の課題かもしれませんね。

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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