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このポジションで試合が決まることも!
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
昨日は、風がわりかし少なく、野球観戦には心地よい季節となってきました。
野球は、いつ観ても勉強になるなあと感じる場面がありましたので、ご紹介させていただきます。
ボーイズリーグの小学部は、コーチャーボックスに大人を配置しても良いというルールになっています。
大抵が、3塁コーチャーに監督ないしヘッドコーチを配置するチームが少なくありません。
子供の野球に大人を配置させるのは、いかがなものかと言うご意見もあろうかと思いますが、今日はこの3塁コーチャーの重要性について話してみたいと思います。
昨日観た試合は、まさにこの3塁コーチャーのチカラで勝った試合だと感じました。
もちろん、作戦を考える監督の戦術や選手の活躍無くして勝利には結びつきませんが、試合のポイントを一つ挙げろと言われれば、この3塁コーチャーのファインプレーを挙げたいと思います。
野球は、反時計周りにランナーが進みます。
ですので、打球によっては当然野手(主に外野手)の動きが見えなくなります。
そこをカバーするのが3塁コーチャーの役目でもあります。
ランナーの代わりに目となり、ときにはオーケストラの指揮者のようにランナーを操ると言っても過言ではありません。
野球は、走攻守の中で一番走ることが難しいと言われます。
何故難しいのかと言いますと、僕の経験上この走塁に関しては、一番時間を割かない上に、走攻守の中で一番考えないからだと思います。
毎日、素振りやシャドーピッチングの自主練習はしますが、毎日自主練習でスタートの練習などする方を聞いたことがありません 笑
あと、走塁は打球判断などの反応が求められるため、なかなか経験をすることができません。それ故に、見落としがちな分野にもなるかと思います。
これらの理由から走塁は難しく、チーム全体で同じような走塁ができるチームは魅力的です。
話しは逸れましたが、ホームに向かう2塁ランナーを止めるのか行かせるのかは、まさに試合の大きなポイントになります。
そして、3塁ランナー時、内野ゴロでホームに突っ込ませるのかなども重要な役目となってきます。
10番目のレギュラー!
内野ゴロなんかは、ランナー自身で見えるのだからあまりコーチャーは関係ないと言われるかもしれませんが、小学生などにその判断は難しいと思いますので、自信を持って3塁コーチャーが「GO!GO!」と指示があるだけで、思い切ってスタートを切らせることが出来ます!
これは、普段の生活の中でもあるように、自分の意見に対して自信を持って後押ししてくれる方がいると、思い切って一歩を踏み出しやすいですもんね 笑
野球は、0.1秒違うだけでセーフになったりアウトになったりするスポーツです!
以下の甲子園であった伝説のバックフォームでもそれが分かるかと思います!
このバックフォームがセーフになっていたら、甲子園優勝校が変わっていたのですから、0.1秒も侮れません!
今度、野球を観るときは3塁コーチャーに注目してみるのもいいかもしれませんね。
さあ野球やろうぜ!
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