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あの大打者の決断

2018.12.30
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

 

今日は、野球関係者との接触はありませんでしたが、元プロ野球選手の故・衣笠祥雄さんの追悼番組の録画を見ました。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%A3%E7%AC%A0%E7%A5%A5%E9%9B%84

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

 

 

 

番組内では、衣笠さんの素晴らしい人間性に触れていましたが、プロ野球選手になったばかりの頃の監督やコーチとの出会いにより、才能が開花したんだと感じました。

 

当時の監督に、おまえはプロ野球選手として何を売りにするんだ?

 

と問われ真剣に考えたそうです。

 

そして、考え抜いた末に長打力を売りにしようと決めました。

 

わずか、175センチの身長はプロ野球選手としては決して大きくなく、それでも長打力を売りにしようと思ったのは、そのための努力を嫌いではなかったからだそうです。

 

この話を聞き、自分のセールスポイントをしっかりと把握することの大切さが分かった気がします。

 

 

自分をアピールするにはどうしたら良いか、という話は野球だけでなく会社や商売においても同じことがいえると思います。

 

野球でいえば、監督やコーチに評価してもらい、試合に出場することができますが、会社では、上司や管理職などに評価をしてもらい出世ができます。

 

自分はこれくらいの実力があると感じていても、肝心の評価してもらう方に評価をしてもらえないと、試合に出場できなかったり出世ができないと思います。

 

ここを見極めてアピールをしていかないと、こんなに頑張っているのになんでなんだ!と言いたくなってしまいますよね。

 

思い起こせば、僕はアピールなどできるタイプの人間ではありませんでした 笑

 

アピールのつもりは全くありませんでしたが、練習態度はまじめだったと思います。

全力疾走は当たり前で、大きな声を常に出し、怪我にも強く(と周りは勝手に見てくれていました 笑)とにかくガムシャラなプレイスタイルでした。

 

それが、たまたま評価されたのだと今は思ってますが、自分の売りは衣笠さん同様に長打力であると自負しながら、監督に否定されてからは早々に長打力を捨てていました 笑

 

自分の唯一の売りである武器を、おまえは背が低いからバットも短く持ちなさいと言われてそのとおりにしてしまいました。

 

人生において、バットを短く持ってコツコツと当てていくバッティングなどしたことがない僕は、すぐに自分を見失いバッティングを崩しました。

 

これは、自分のセールスポイントを分かっていないことから始まりました。

 

アピールするには、自分のセールスポイントをしっかりと把握していなくてはなりません。

 

まずは、ライバル選手と競争する前に、自分の能力や特徴などを知ったうえで、監督やコーチなどの性格や好みを把握しアピールしなければ効果的でないと分かりました。

 

 

大切なことは、もっと考えて野球をやった方が良いということでした。

 

例えば、自分はあまり話すのが得意でないと思っていても、グランドの中だけでも元気ハツラツに野球をする選手を演じてみたらどうですかね。

 

ただ、速いボールを投げられたり、人より遠くにボールを飛ばせられたりすることだけが野球の評価じゃないことに気づくと、社会に出てからのレギュラーは間違いないですよ ^^

 

 

 

 

さあ野球やろうぜ!