ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2186回）


甲斐捕手を獲得する必要がある？
現在、プロ野球界で注目されているのが甲斐拓也捕手のFA移籍です。

その甲斐捕手を獲得するために一生懸命動いているのが巨人でもあります。

巨人は今シーズン優勝し、キャッチャーとしても大城卓三捕手、小林誠司捕手、岸田行倫捕手と言った具合に他球団と比べても充実しているように見えます。

今シーズン、大城卓三捕手は96試合、小林誠司捕手は42試合、岸田行倫捕手は88試合に出場したことを考えると、上手くキャッチャーを使い分けてシーズンを勝ち上がったという印象もあります。

それでも、阿部監督が考える野球に到達していないので甲斐捕手を獲得したいのでしょうね。

そもそも甲斐捕手は、出場機会をもっと増やしたいがためのFA宣言なので充実した捕手陣を抱える巨人に行ってもどうなのかという疑問が生じます。

もし、甲斐捕手が巨人入りし来シーズンキャッチャーとしてフル出場したとしたら、先ほど挙げた３人の出場は極端に少なくなります。

そのことは誰もが分かっていると思いますが、それでも甲斐捕手を獲得するのでしょうか。

阿部監督自身40歳まで現役でプレーし、キャッチャーとしては主に35歳までプレーしたことの経験からキャッチャーはたくさんいた方が良いと考えているのかもしれません。

FA宣言により、宣言した者とされた者の考え方が一致すれば交渉成立ですので、果たして甲斐捕手はどの球団に移籍するのでしょうか。はたまた残留してソフトバンクホークスに骨をうずめるのでしょうか。

今オフの注目案件なのは間違いありませんね。


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