ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2082回）


京都国際初優勝

波乱を含めた夏の甲子園大会も京都国際の初優勝で幕を閉じました。

決勝でのタイブレークは史上初でもありました。

新基準バットに変更してから初めての夏を象徴するかのように京都国際の戦い方は秀逸でもありました。

１回戦　札幌日大　7-3　4犠打　1失策

２回戦　新潟産大付　4-0　1犠打　２失策

３回戦　西日本短大付　4-0　4犠打　1失策

準々決勝　智弁学園　4-0　2犠打　1失策

準決勝　青森山田　3-2　３犠打　1失策

決勝　関東第一　2-1（10回タイブレーク）３犠打　２失策

６試合中３試合が完封勝ちであり、６試合で6失点という守り勝つ野球でもありました。

失策数は少し多いのかもしれませんが、この守りを支えるのはW左腕エース中崎投手と西村投手がしっかりと投げ切った印象があります。

そして、注目すべきは犠打の多さでしょう。

6試合で17犠打

これこそが、新基準バットに変更してからの戦い方だと言わんばかりに確実にランナーを進めてきました。

新基準バットに変更する前は、とにかく強打のチームが夏を制するという印象もありましたし、高校野球＝マン振りを思い出す人も少なくないと思います。

それと同時に体を鍛えまくるのも高校野球の特徴かもしれません。

とにかくバットを強く振る！

高校野球は、この傾向に流れていたのが新基準バットに変更してから日本野球元来のカタチに少し戻ったような気がします。

元来の日本野球は小技や頭を駆使して戦う野球なので、観ている方には面白くないと映ってしまうかもしれませんがね笑

なにはともあれ、京都国際の皆様初の優勝おめでとうございました。


さあ野球やろうぜ！

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