ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2056回）


社会人野球はホームラン増加！

今、日本の野球界に面白い現象が起きています。

今春から、高校野球は新基準バットの導入によりホームランの数が激減しました。

2024年選抜大会では僅か3本

前年の2023年選抜では12本、選手権大会では23本でした。また大会通算ホームラン5本未満は、1974年選抜大会の1本まで遡ることになります。

そして、今年のプロ野球もホームラン激減現象が起きています。

あまりに手ごたえの割にボールが飛ばないので、そのことをコメントで残す選手さえいます。

野球を生業としている選手にとっては、いつもの感覚が狂うのは死活問題なのだと思います。

そんな日本野球界にとって社会人野球だけ様子が違っています。

現在行われている都市対抗野球大会では27試合を終え37本のホームランが生まれています。

実に1試合に1.54本ペースであり、前年の1.29本を大きく上回っています。

なぜ、このような現象が起きているのかというと３つ理由が考えられるそうです。

１つ目は投手の球速が上がっているから
２つ目は打者のウエートトレーニング
３つ目は科学的分析や分析機器の活用で打球速度や角度を追求するようになったから

と言われています。

でも、プロ野球でも同じことが言えるのではないかと思いますが、プロ野球ではホームランの減少が顕著に表れています。

それもそのはず、最近のプロ野球界では投高打低が著しく防御率1点台投手の増加や打率３割打者の低下という図式が見られています。

先ほど挙げた３つの要素があってもプロレベルになると、それでも投手有利な状況なのでしょうね。

ホームランは野球の華

一気に複数得点が入る可能性があるホームランはやはり魅力的です。

ですので、社会人野球のようにプロ野球もホームランが増えるともっと盛り上がるかもしれませんね。


さあ野球やろうぜ！

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