ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です


これぞ選手主導

先日の選抜高校野球大会で、1回戦で愛工大名電と報徳が対戦しました。

結果は、報徳がタイブレークを制して2回戦に進みました。

私がこの試合で一番驚いたのは、後日の記事で知った愛工大名電のサインの出し方でした。

なんと、６回まで３塁コーチャーを務めた祖父江孝太郎選手がサインを出していたのです。

そして、６回終了時1-0で愛工大名電がリードしたまま、倉野光生監督にバトンタッチしたということです。

倉野監督は、「甲子園の大舞台でナインが主体的にゲームを進めることにチャレンジした。」というコメントを残しており、まさしく高校野球の新しい時代を切り開いたと言えるでしょう。

昨今、教育現場では常々生徒の主体性が叫ばれています。

でも、高校野球のあり方はまだまだ指導者主導が目立ち、そこにアクセスしていないようにも見えます。

選手にチームの戦術を任せることに対しいろいろな意見が出るかと思いますが、新しいことにチャレンジしている姿勢はよく分かります。

今回の愛工大名電のサインの出し方を、皆さんはどのようにお考えになりますでしょうか。

高校野球も新しいあり方に向かって、動き出しているのかもしれませんね。


さあ野球やろうぜ！

 
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