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【594日連続ブログ更新中】オープナー
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
オープナー
皆さんこの言葉をご存知でしょうか。
日本でもチラホラこの言葉を聞くようになってきましたが、まだまだ市民権を得ているというほどではないと思います。
これは、メジャーリーグで考案された
救援投手が先発し(初回のマウンドに登り)二回以降に先発ローテーション投手を登板させるという方法のことです。
最近の野球(プロ野球を基準で考えます)でのピッチャー起用方法は、先発、中継ぎ、抑えのように分業制が敷かれています。
ざっくり説明しますと
先発ピッチャーが5~6回ほど投げてくれるとベンチは嬉しくて
中継ぎピッチャーが、その後の2~3回ほどを投げて
抑えピッチャーが最終回の9回を投げます
これが最近のスタンダードだと言われており、日本だとこの先発ピッチャーを6人で回し、メジャーリーグは5人で回しています。
どちらの野球も、基本的に毎日行われているので先発ピッチャーの登板間隔は
日本が中5日で試合に登板するのに対して
メジャーリーグは中4日で試合に登板しています
単純に、メジャーリーグの先発ピッチャーは、1年間での登板回数が日本の先発ピッチャーより多くなります。(メジャーリーグのピッチャーの方が、労働条件が悪いようにもみえますけどね 笑)
そして、メジャーリーグでは1~3番までに強打者(以下、「上位打線」という。)を並べることが多いです。
つまり
オープナーという方法は
先発ピッチャーが、上位打線との対戦数を減らし負担を軽減するという意図があります。
簡単にいうと、先発ピッチャーに効果的かつ効率的に働いてもらうために編み出された方法です。
日本では、日本ハムファイターズがこの方法を取り入れたりもしていますが、まだまだなじみ深いとはいえません。
現代野球を当たり前(先発、中継ぎ、抑え)だとする我々からすると、この斬新的な方法はとても受け入れがたく感じてしまいます。
でも、その昔先発ピッチャーが完投する(一人で1試合を投げ切ること)のが当たり前だったことを考えると、
あながちこのオープナーも、将来当たり前の方法になっているのかもしれません。
新しいものを取り入れるときは違和感を感じたり抵抗したりしたくなりますが、いつの間にかそれが当たり前になっていっていずれ常識と呼ばれるのでしょうね。
果たしてこのオープナーは日本で定着するのでしょうか 笑
さあ野球やろうぜ!
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