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バント処理尻もちの原因
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
高校野球までによく見られる光景として、バント処理時の尻もちあります。
一昔前より頻繁に見られるようになったのではないのでしょうか?
今の子は足腰が弱いとか考えがちですが、昔と違って1つ決定的な違いがありますのでお伝えします。
それは
スパイクの金具が減っている可能性がある!
なーんだそんなことかと思うかもしれませんが、結構信憑性があると思います。
皆さんご存知のとおり野球のスパイクには足底に金具が付いており、地面を捉えやすくなっています。
僕自身も、キャッチボールをするときにスパイクを履かないだけで全然投げられない感じになります。
下半身の踏ん張りが利かないので、全く強いボールが投げられません。
また、バッティングをするときでも、普通のシューズで打つと全然バットを強く振れません。
それくらい野球の動作には、下半身の力が使われているのかと気づかされます。
ですので、スパイクの重要性を体感することができます。
そもそも、スパイクの利点とはなんでしょうか?
そうです、足底にある金具によって踏ん張りが利くようになっています。
ところが昨今、このスパイクの金具が減っているにも関わらず試合に履いて出場する選手が増えているのだと思います。
なので、特に踏ん張りが必要とされるバント処理で、尻もちをつくことが多くなっているのではと推測します。
今の主流は、金具埋め込み式のスパイクです。
一昔前のスパイクは、金具取替式が主流でした。
今の埋め込み式スパイクを履いて毎日練習すると、約3か月くらいで本来の金具の効果が薄れてくるそうです。
スパイクの金具が減れば減るほど、パフォーマンスが下がると考えた方が良いかもしれませんね。
因みに、アイキャッチ画像の菅野投手は、スパイクの金具が原因で転倒したのではないと思いますので悪しからず・・・
毎日履いているスパイクだからこそ、気づきにくいのも確かです。
やはり、戦うときにはベストのコンディションとベストの装備で臨めるのが一番ですよね。
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アイキャッチ画像 https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/15/gazo/G20130915006623150.html