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野球界の男たちが育て上げた製帽所
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
古き良き時代の話
あるところに、小学校の通学帽子を生業としていた製帽所がありました。
団塊のジュニア世代は、とにかく人口が多く商売をするにはもってこいの時代でした。
そんな最中、その製帽所の技術にほれ込んだ何人かの男たちが、野球界で帽子を作ってみないかと提案しました。
これまで、通学帽子を主としていた仕事からいきなり野球界へ乗り込んで言った訳でしたので、それはそれは大変な苦労が伺えます。
とかく、その当時で野球帽と言えば高値の華。
30年前の試合帽なのに、10,000円を超える代物もあったくらいです。
その当時の人柄を表すエピソードなのかもしれません。
とにかく、良いモノを作れと言う現場からの声に戦々恐々としながら野球帽を作り始めたと聞きます。
そんな、現場の声の中にうちの社長もいました 笑
こだわりが強い男ですので、注文も多くしたと言っています。
しかし、その注文に対し見事に応えた製帽所さん
それからは、社長の野球チームの試合帽子として長年に渡り愛されてきました。
この帽子のクウォリティに気づかず無意識に被る選手達。
その中一人に僕もいました 笑
先日、レワードの社長さんが来店された際に、この製帽所で作った帽子をベタ褒めしていました。
その内容を、ブログで伝えることも出来ない僕の知識の無さを恨めしくも思いますが・・・
どの業界でも、素晴らしい技術や作品を作る会社はたくさんあります。
しかし、昨今の後継者不足などの問題により、どんどんその技術や作品が世の中から姿を消していきます。
便利さと効率化を求め続けた結果が今でありますので、これが自然の摂理なのかもしれません。
弊社も小さな小売店であります。
いつ何時、時代の波に飲み込まれないともかぎりません。
いかに時代と共存していくのか、いかにお客様のニーズに求められるのか。
大手がやらないことをやり、皆さんから必要とされるスポーツ店を目指しますので、令和2年もよろしくお願いいたします。
さあ野球やろうぜ!
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