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ルール5ドラフト(現役ドラフト)

2019.12.06
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です

 

 

 

ルール5ドラフト

 

 

 

最近、日本プロ野球界ではこの話題が議論されています。

 

さて、ルール5ドラフトとはなんぞや?

 

現役ドラフトとも言いますが。

 

簡単にいいますと、そのチームに居ては試合に出られないけど、他のチームに行けば試合に出ることができるかもしれないので、一定の選手(球団が、他のチームに出したくない選手等)以外の現役選手を対象にもう一度ドラフトしましょうということです。

 

ルール5ドラフト

詳しくはこちらをクリック

 

 

 

確かに、日本プロ野球界でも移籍したことにより花が開いた選手がごまんといます。

 

元・楽天の監督であった野村さんは、「野村再生工場」と異名をとったくらい、移籍してきた選手を実にうまく起用しました。

 

一般社会においても、転職したのを機にまるで水を得た魚のようにイキイキと生活される方もいますよね。(僕もその一人ですけど 笑)

 

このように、なんらかの原因によって今のチームに居ては試合に出る可能性が低くなってしまう選手を救う制度とも言えます。

 

選手にとってもそうですけど、チーム側から見てもあの選手を使わないのなら、うちで使いたいと考えることも多々あるでしょうし。

 

 

 

このルール5ドラフトは、メジャーリーグでは勿論のこと、韓国プロ野球でも実施されています。

 

日本人は、一度就職したら生涯その会社で勤め上げることを美徳としている風潮があります。

 

これは、終身雇用がしっかりとしていた時代にマッチしていたかもしれませんが、最近は副業を認める会社も増えてきましたし早期退職を促す会社も増えてきました。

 

暗に、会社からは一生面倒を看ることができないので、足りないところは自分でなんとかしてくださいと言っているようにも聞こえます。

 

社会の仕組みが変わってきたと言えばそれまでですが、移り変わりの早い世の中に適応していくためにも、日本プロ野球選手会がこのルール5ドラフトという制度の導入を求めているのかもしれません。

 

日本人は、チームを移籍することに対して、あまり良くない心証をもっているケースが多いです。

 

でも、一社会人が自分の価値や待遇を求めて転職することと同じなのかもしれませんね。

 

 

人間は、流れゆく環境に適応してきたから今があると思います。

 

変わることは大変な労力を惜しみますが、それをすることで得られるものも大きいのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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