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5打席連続敬遠に隠された教育とは
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
甲子園での5打席連続敬遠
松井秀喜さんのこのエピソードは有名ですよね。
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この敬遠の際に、紳士的な立ち振る舞いを見せた松井さんが、この先評価を上げたのは言うまでもありません。
僕は、5打席連続敬遠をされた経緯に、こんな物語があったことを知りませんでした。
ある高校野球の指導者の方が、この話をお手本に人間教育をされていることを知り、是非ともブログでお伝えしたいと思いましたのでご紹介させていただきます。
松井秀喜さんが中学生の頃、その当時から大きな体格を活かしたバッティングは凄まじく、敬遠されることもしばしばあったそうです。
そして事件は起こりました。
ある日の試合で敬遠攻めにあった松井さんは、それに腹を立ててバットを放り投げ相手投手を睨みつけてしまいました。
これを見た当時の指導者は、試合中にも関わらずビンタをくらわせ怒鳴りつけたそうです。
ビンタの是非は置いておくとして、やってはいけないことを大人がしっかり叱ることはとても大切なことだと考えます。
子供の成長のためには、勝利よりも大切なものがあるのではないのでしょうか。
松井さんは、素晴らしい結果を残した名プレイヤーに違いはありませんが、それを上回るような素晴らしい人間性が最大の魅力だと考えます。
野球を現役でやっているうちは、勝ちたい活躍したい(勝たせたい、活躍させたい)と思う気持ちも分らなくはありません。
しかし、野球を辞めてからの人生の方がずっと長く、それからの人生の方が大切だとも言えます。
ですので、特に高校野球までは野球を通じた教育期間なんだと思います。
厳しい練習、厳しい人間関係、厳しい指導はこれから社会人になって活躍するための大切な練習期間だと思ってなんとかやり切ってほしいものです。
さあ野球やろうぜ!
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