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キミハキュウシンノタイヘンサヲミタカ
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
第101回全国高等学校野球選手権大会の敦賀気比対仙台育英戦において大変なことが起きました。
なんと球審が体調不良において、途中交代するハプニング。
どうやら、熱中症により左足がけいれんした模様。
これは、審判員がどれだけ過酷なのかを世の中に知らしめた出来事だったと僕は思っています。
特に球審は、審判服の下にプロテクターやレガースなどを装備しているため、暑さが内側にこもり辛い環境下で試合終了まで判定をすることになります。
しかも、5回終了のグランド整備までは全く日かげに入ることすらできません。
さらに、ピッチャーが投げる度にかかむため、軽いスクワットを1試合で200~300回していることになります。
人間は暑い環境下では思考能力が鈍る
これは、多くの方が経験されたことがあるかと思いますが、暑いと頭がボーッとしてしまいますよね。
それは、審判員も一緒のことです。
ですが、判定時はしっかりジャッジしないといけないので、ものすごく集中します。
その結果、選手のように動いているわけではないのに、試合後の疲労感はハンパ無いです。
いわゆる気疲れなのかもしれません。
しかし、先述したとおり球審(塁審も低い姿勢にはなりますが)は軽いスクワットの繰り返しですので、相当足腰に負担がかかります。
何百試合も経験してきたベテランの審判員でも、この暑さと甲子園の大舞台が予想以上に体へのダメージを与えているのでしょうね。
今度野球を観るときは、球審を中心に観てみてください。
その凄さと大変さがきっと分ると思いますよ 笑
さあ野球やろうぜ!
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