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選手を信用して我慢我慢

2019.06.22
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

先日、ある大学野球の監督と話していたときの話です。

 

 

「1割にも満たない奴を四番に据えているときは、とにかく我慢我慢ですよ。」

 

 

一見すると、打てないのなら四番を変えればいいのに!と思うかもしれません。

 

すぐに、結果を求めたくなるときは、調子の悪い選手を外したくなる気持ちも分ります。

 

しかし、人を育てるのと一緒で

 

 

成長には時間がかかります!

 

 

成長するまで我慢できるのか?

 

これが、監督をやっている方たちに襲ってくるストレスの一つです!

 

監督をやったことがない僕でも分ることですが、そもそも自分が評価した人間を試合で使いたいと思うのは至極普通なことです。

 

自分が選手の起用を決めるわけですから、自分が納得のいくように判断しているだけですよね。

 

その判断基準には選手の

 

技量

 

人間性

 

身体能力

 

伸びしろ

 

練習量

 

取り組む姿勢

 

信頼

 

信用

 

などがあります。

 

このように、監督自身が決めた判断基準により、ベンチ入りもスタメン起用もなされいます。

 

少し調子が悪いからといってすぐにスタメンを外すと、選手の成長もない代わりに監督自身の成長もないのかもしれません。

 

当然、調子の悪い選手を起用し続けていると、周りからは相当な圧力を受けます。

 

ひいきをしているのだとか、勝つつもりがないのだとか、わいろを貰っているのだとか、とにかくいろいろ言われたい放題です。

 

僕もそのうちの一人で恐縮なんですが、監督をやったことがない人間には監督の気持ちは分らないでしょう。

 

分っていたら、簡単には好き勝手は言えないと思います。

 

プロ野球の世界では、目の前の勝利と選手の育成を同時並行でやっていかないといけないので、それこそ過酷な職業でしょう。

 

プロ野球の監督は契約社会ですので、負けることはすなわち失業に繋がります。

 

そんな状況の中で、選手の成長を見守るのはどれだけ大変なことなんだか…。

 

勿論、どの世代(小学生~社会人)の監督も、日々プレシャーやストレスという敵と戦いながら試合でも戦っています。

 

調子の上がらない選手を起用し続けるのにも監督なりのメッセージが隠されています。

 

そんな光景を目撃したら、監督が戦うもう一つの敵が浮かび上がってくるかもしれませんね。

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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