ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2167回）


プロのセカンドはショートから探す！
あなたも既に気づいているとは思いますが、プロ野球のセカンドってアマチュア時代にショートを守っていた選手がほとんどだと思いませんか。

実際に、10年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞した広島・菊池涼介選手や今シーズンゴールデン・グラブ賞を初受賞した楽天・小深田大翔選手もアマチュア時代はショートを守っています。

あれほど上手な選手でも、プロ野球に入ってからセカンドにコンバートされるのだから、いかにプロ野球のショートが凄いのかが伺えます。

もしかすると、プロとアマの壁の１つにこのセカンドの守備問題があるかもしれません。

こんなことを考えていると、今オフのドラフトの日本生命・山田健太選手を思い出しました。

山田選手は、大阪桐蔭高校時代に春夏甲子園制覇、立教大学時代は日本代表に選出され主将も務めました。

そして、社会人野球の日本生命に進みましたが、大学時代に続き指名漏れを経験しています。

指名漏れ理由に、セカンドの守備が評価されないからとも言われています。

それならば、他のポジションにコンバートすれば良いかというと、そこまでバッティングも評価されていないので指名されないのかと思ってしまいます。

なんにしても、プロ野球に入ること、はたまた活躍するのは至難の業だとも言えます。

そんな厳しい世界にありながら、今オフドラフトで５球団から１位指名を受け楽天が交渉権を得た明治大学・宗山塁選手は、プロ野球で10年はショートを守れると言われるほどの逸材です。

プロ野球でショートを守るだけでも凄いことなのに、10年はショートを守れるなんて評価は凄いの一言です。

こんなことを考えながら、プロ野球を見てみるのも面白いかもしれませんね。


さあ野球やろうぜ！

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