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まちをあげて高校野球を応援

2024.07.03
ニュース

ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です(2030回)


まちをあげて高校野球を応援

高校野球なら町おこしができるかも?

そんなユニークな発想を実現した自治体があります。

2022年10月兵庫県丹波篠山市がスポーツ振興官という特別職を設け、長澤宏行さん(神村学園(鹿児島県)や創志学園(岡山県)で甲子園出場に導いた)が就任しました。

丹波篠山市は、長澤さんの両親の出身地ということや市長など多くの人の働きかけもあり実現に至りました。

そして、長澤さんは篠山産業高校硬式野球部を指導しています。

私は、市のスポーツ発展のために予算を投じて行ったこのことを凄い決断だと感じております。

人口3万8,000人(2024年6月現在)のまちがする政策としては実に思い切ったとも思います。

また、このような政策を取った自治体は意外と他にもあります。

兵庫県明石市の明石商業高校硬式野球部・狭間善徳監督の招へい

三重県多気郡大台町の昴学園高校・東拓司監督の人事異動(県が主導して前赴任先の白山高校から異動)

これらは、自治体が主導して地元にある高校野球を盛り上げるために行った政策です。

既に、明石商業では狭間監督が就任して以降、甲子園に春3度夏2度出場を果たしております。

さらに、昴学園高校・東監督は今春の県大会で3位という創部初の快挙を達成しており、近々甲子園出場も夢ではないところまで来ております。

また、東監督は前赴任先の白山高校で同校初の甲子園出場を果たし、その後ドラマ化される「下剋上球児」でその知名度を上げた実績があります。

私は、その知名度を上手く利用した三重県も賢い選択をしたと見ています。

このように、高校野球を主体にまちを盛り上げていこうという政策は実は少なくありません。

この先、篠山産業高校はどのような成果を上げるのでしょうか?

今から注目していましょうね。


さあ野球やろうぜ!

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