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【1198日連続ブログ更新中】ピッチャー内野手兼任

2022.03.20
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



ピッチャー内野手兼任

昨日、第94回選抜高等学校野球大会が開幕されました。

その2試合目である和歌山東VS倉敷工の試合を観ていてなんだか違和感を感じました。

それは、和歌山東のエース麻田君が継投策によりマウンドを譲り次に向かったポジションがセカンドだったからです。



ピッチャーと内野手の兼任はあまり多くはなく、特にショートやセカンドとの兼任はほとんど見たことがないからです。

少年野球では、よく見られる光景でも高校野球までになるとそんなに見る機会がないからです。

僕が、甲子園という大舞台で印象に残っているのは


享栄高校でピッチャーとセカンドを兼任した高木浩之さん(後に西武入団)

敦賀気比高校でピッチャーとセカンドを兼任した東出輝裕さん(後に広島入団)



明豊高校でピッチャーとショートを兼任した今宮健太選手(後にソフトバンク入団)



と、その類まれな身体能力をいかんなく発揮して甲子園やその後のプロ野球でも大活躍している方々です。

ピッチャーと内野手(左投げののファーストは除きますが)の兼任は、あまりさせないという暗黙のルールとまではいきませんが、珍しい部類に入ると思います。

なぜ、そのような起用をしようあまりしないのでしょうか。

内野手をやるとピッチャーとしての投球フォームが小さくなるから?

内野手はランナーとの衝突やゴロ捕球じなどのケガのリスクが大きいから?

内野手は細かい動きや気配りすることが多いので、体力的精神的な負担を減らすため?

簡単に言うとピッチャーと内野手の二刀流は負担が大きい?

このように、いろんな見方ができるかと思います。

でも、昨日の麻田君は、ピッチャー→セカンド→ショート→ピッチャー→ライト→ピッチャーと目まぐるしく守備位置を変え勝利に貢献しました。

このようなことから、この和歌山東高校において麻田君はチームの要であるということが分かります。

ピッチャーの練習をしながら、内野と外野の練習もしている。

当然、打席に立つのでバッティング練習もしている。

そう考えると、この日の麻田君は4刀流とも5刀流とも言えるのかもしれませんね笑

それにしても、1選手を1試合で4ポジション守らす米原寿秀(和歌山東監督)にも目が離せませんね。



さあ野球やろうぜ!

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