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【1197日連続ブログ更新中】バットは上から?下から?横から?3
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
バットは上から?下から?横から?3
昨日に引き続き、今日もバッティングのスイング軌道を取り上げてみたいと思います。
今日は、ダウンスイングについて注目してみます。
ダウンスイングと聞いて僕が真っ先に思い浮かぶのが、
王貞治さんの真剣での素振りです。
この写真でも分かるとおり、日本刀を上から下に振り下ろし吊るされた紙を切っています。
ダウンスイングだと、ゴロを多く打ってしまうイメージがあり、ホームランの代名詞である王貞治さんと結びつかないという人もいるかと思います。
いったいどういうことでしょう。
このことを昔報道ステーションで徹底的に解明していましたので、それを引用し説明させていただきます。
まず、王さんは試合中アッパースイングで打っていたことが分かりました。
打球に角度を付けるため(フライを上げるため)スイング角度が約17度のアッパースイングだったそうです。
遠くに打球を飛ばすには、ボールの中心から6㎜下をバットの芯で捉えスイング角度19度で振りぬくと一番効果的だそうです。
しかも、王さんの打球速度は約151㎞/hであり、これは2017年メジャーリーグ平均139.4 ㎞/h をはるかに上回ります。
また、王さんの打球角度は約34度
これは、現在注目されているバレルゾーンの条件(打球速度が158km/h、打球角度は26~30度)にほぼ合います。
つまり、王さんは練習中はダウンスイングを意識して素振りをし、試合ではアッパースイングだったことが判明しました。
僕たちは、素振りと試合は同じスイングをするものだという固定概念がありますが、王さんは全く別のスイングをしていたみたいですね。
元阪神の金本さんも
練習では、ヘッドを下げないよう意識付けをしますが試合では少なからずヘッドが下がってスイングしている。
と言っています。
王さんや金本さんのように練習中ダウンスイングを意識して振っておられる人でも、試合ではホームランバッター(王さん868本、金本さん476本)なので一概にダウンスイングが長打を生まないこともなさそうですね。
逆に試合でもダウンスイングだった選手というと、元巨人の清水隆行さんが思い出されます。
清水さんと言えば強いライナー性の当たりを打つイメージがあるので、打球が上がるイメージはありません。
スイングだけでなく、ボールのどの位置をバットで捉えていたのかにもよると思いますが、やはり打球に角度を付けるにはアッパースイングの方が効果がありそうですよね。
3回に渡り、アッパースイング、レベルスイング、ダウンスイングを扱いましたが、どのスイングが一番良いという結論には至りませんでした。
野球人としてホームランを打つのは絶対的な夢ですが、その気持ちを抑えてヒット量産を意識付けしたイチローさん
身長160㎝台なのに、昨年メジャーリーグでホームラン31本も打ったホセ・アルトゥーベ選手
自分の骨格や体格などにより振りやすいスイングもあると思いますし、自分はどのスタイル(長距離打者、中距離打者、短距離打者)で勝負しようということもありますので、それらに合わせてスイングも選択すれば良いのかと考えます。
スイング軌道を決めることが、自分のアイデンティティなのかもしれませんね。
さあ野球やろうぜ!
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