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プロ野球漫画 グラゼニ
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
昨日に続いておススメ野球漫画第2弾です。
今日のおススメは
グラゼニ
この作品は、プロ野球において「カネ」をテーマとした漫画です。
そもそも、グラゼニとは、かつて南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の名将だった鶴岡一人さんの名言「グラウンドにはゼニが落ちている」が由来となっています。
プロ野球をテーマにしていますが、お金のことを中心にその内情をことリアルに描かれています。
グラゼニ
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成績と年俸の関係性だったり、選手起用だったり、FAに関する奥深いところまでだったり、実に面白いです。
日本のプロ野球選手は、自身の年俸を球団側と交渉した後契約に至ります。
プロ野球選手は、個人事業主ですので自分の価値を成績に伴い球団側に決めてもらいます。
決めてもらうというより、交渉するのが正しい言い方です。
一応、日本のプロ野球選手も代理人(日本弁護士連合界の日本弁護士に限る)をたてて交渉できるわけですが、この制度を使っている選手は全体の2%程度です。
契約社会のアメリカからすると考えられないことだそうです。
日本の風土からすると、お金に卑しい(代理人交渉制度を活用するとそんな風に思われる風潮があります。)奴だと見られるのでしょうね。
日本人にとって、お金を稼ぐというイメージがあまり良くないと思っている人もいるので、このグラゼニという漫画は、その禁断の話題に触れたある意味超本質的な漫画だとも言えます。
また、主人公の凡田夏之介は左の中継ぎ投手という比較的地味なポジションであるから、現実味を帯びたような作品でもあります。
また、この作品では、12球団合同トライアウトや引退後のセカンドキャリアにも触れているので、プロ野球という華やかな部分だけにスポットライトを当てた作品ではありません。
この漫画こそ、超リアルプロ野球だと思います。
是非とも一度読んでみてください。
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