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0.1秒の攻防戦~2盗~

2019.08.05
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

野球はスリリングなスポーツです。

 

ほとんどの動作が0.1秒変わるだけで、結果にも大きく影響してきます。

 

また、この0.1秒という数字は、ランナーが進む時間を表しています。

 

各年代(小学生~プロ野球まで)でランナーのスピードは違いますが、ここでは0.1秒で50cmから70cm進むと仮定して話をしていきたいと思います。

 

2塁への盗塁は、わずか3秒台(主に高校生以上)の攻防戦が繰り広げられています。

 

ここでいう3秒台というのは、ランナーが走るモーションをした瞬間からベース到達までのタイムを言います。

 

つまり盗塁とは

 

ランナーが走るモーションをした瞬間からベース到達までのタイム

 

VS

 

投手が始動し捕手へ投げたボールを、捕手が二塁ベース上の野手へ送球しランナーにタッチするまでのタイム

 

の戦いになる訳ですね。

 

なんか改めて字面にしてみると、より盗塁への数字の興味が湧いてきませんか 笑(マニアック過ぎ?)

 

野球の面白いところは、ランナーに出ると走る距離もスタートのタイミングも、自分で決められるところではないのでしょうか。

 

野球の塁間は、27.431mです。

 

ですが、この距離をまともに走らなくても良いことになっているのが野球です 笑

 

そうです、リードを大きくとってしまえば走る距離は短くなります。

 

そして、スタートも自分のタイミングですればいいんです 笑(一般的にはピッチャーがホームに投げる瞬間ですが)

 

ランナーからすると、次は必ずホームに投げることが分っていれば、その分早くスタートを切れますもんね。

 

足が遅いランナーでもその分早めにスタートすれば、盗塁できちゃいそうですよね 笑

 

ピッチャーの牽制のクセやパターンが分ってたり、守備側が油断してたりすると、盗塁成功の確率も上がりそうですね。

 

 

 

盗塁を防ぐ守備側からみてみると、ランナーがスタートを切って2塁ベースへ到達する前に少しでも早く2塁ベース上の野手のグラブにボールを届けておかなければなりません。

 

それも2塁ベース上の野手のグラブに、なるべくランナーが滑り込んでくる辺り(捕球とともにタッチできる位置が最適)に送球できるとベストですよね。

 

 

少しでも2塁ベース上への送球が逸れると、タッチにいくまでにそれだけで、0.2秒とかかかってしまいます。

 

0.2秒ということは、ランナーはそれだけで1mから1.4mは進んでいることになります。

 

この差は大きいですよね 笑

 

だから、盗塁を刺すには、ピッチャーとキャッチャーの共同作業って言われるんですね。

 

ピッチャーがクイックモーションで投げて、キャッチャーは捕球してから素早く正確に強いボールを投げないといけないのですから。

 

それに加えて、2塁ベース上の野手のベースの入り方や、タッチの仕方なども影響を及ぼしてくるのでしょうね。

 

 

 

ほんのわずかな時間で繰り広げられる盗塁の攻防戦は、野球の醍醐味の一つかもしれませんね。

 

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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