ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



生涯1つのグラブ

プロ野球選手の中には、現役生活をたった1つのグラブで逃げ切る選手がいます。

逃げ切ると書くと良いイメージが無いかもしれませんが、その1つのグラブを大事に大事に扱って現役生活を1つのグラブで終えます。

そのような選手は、総じて誰よりも自分のグラブを大切にしてるからこそ1つのグラブしか使いません。

現・北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督は、現役生活17年間でたった1つのグラブを使い続け計10回のゴールデングラブ賞を受賞しました。

練習では、他のグラブを使いましたが試合では全て同じグラブを使用し続けたようです。

そして、ビックリするのがこのグラブは新庄監督がプロ野球の最初の給料で買ったもの（7,500円）だということです。

このグラブを何度も何度もメンテナンスして使い続けたというから頭が下がります。

また、新庄監督は自分のグラブを他の選手に触らせなかったようです。

他の選手がグラブをハメると指の穴が広がり感覚が狂うからという理由だそうです。

この辺りにもプロ意識を感じますね。

本当の一流になると、自分の道具の細部に至るまで感覚を研ぎ澄ましているのだなということが分かります。

元メジャーリーガーのイチローさんも自分のバットを他の選手に絶対に触らせなかったことを考えると、そのこだわりこそがプロとしての証なのかもしれませんね。



さあ野球やろうぜ！


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