ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



日本一のチーム内競争～仙台育英の秘密～

今夏の甲子園大会は、宮城県勢初となる仙台育英が初優勝を飾りました。

また、その優勝に傍ら須江監督の革命的育成方法にも注目が集まりました。

須江監督は、自身が高校野球でベンチ外の経験をしているので補欠の気持ちが良く分かる人だとも言えます。

その須江監督は選手たちに「試合に出るための明確な基準」を設けているそうです。

右投手なら最低135キロ（左投手なら130キロ）

野手の一塁到達タイムは3.85秒以内

打者のスイング速度は最低140キロ

として選手のデータを徹底的に管理しているそうです。

これにより選手たちが努力する方向が分かるし、健全な競争が生まれてチーム力が向上しました。

今夏の甲子園において、最速145キロ以上の投手が５人もいる理由はそこにあるようです。

さらに、育成に当たって医者やトレーナーとも協力し合い練習試合の先発は一ヶ月先まで決まっているから驚きです。

たくさん選手が入部するからできるできる芸当かもしれませんが、人数が少ないなら少ないなりに練習試合数を減らしたりすることも可能だと考えると、しっかりと信念を持って育成しているのが伺えます。

宮城県予選ではベンチ外だった選手が、甲子園決勝で満塁本塁打を放ったあたりに仙台育英の本当の強さがあるのかもしれませんね。




さあ野球やろうぜ！


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