ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



紳士的行為

昨日、メジャーリーグシカゴ・カブスに所属する鈴木誠也選手がホームプレート上の土を払う紳士的行為をして注目を集めました。



基本的にホームプレート上の土を払う仕事は球審が多くみられます。

ホームプレート上に土があると、ストライクゾーンが不明瞭になる恐れがあります。

つまり、ごまかしながら野球をやっているような体感も出てきます。

特に、ホームプレートの左右に土が被っていると、インコースとアウトコースがあいまいにもなってしまいます。

ボール半分のコントロールが要求されるメジャーリーグやプロ野球の世界では、ストライクゾーンが分かりにくことは致命的です。

たった1球に泣くのが野球

そのたった1球を決めるのがストライクボールの判定だったりするので、ホームプレートを明瞭にすることはとても重要なことになります。

ピッチャーにとってもバッターにとっても、ホームプレートが明瞭であることは必須事項なので、ホームプレート上の土を払った鈴木誠也選手を解説者たちは次のように賞賛しました。

「見てください。こんなことする打者は一人もいませんよね。」

「確かにいません。ゼロですね。」



グラウンドでの些細な行動は、その人の人間性が丸わかりなんですね。



さあ野球やろうぜ！


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