ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



選抜大会決勝を終えて

やはりと言うべきか

第94回選抜高等学校野球大会は、一方的な展開により幕を閉じました。

それも、18-1という歴史的大差により大阪桐蔭が4年振り4回目の頂点に立ちました。

大坂桐蔭は、準々決勝17-0，準決勝13-4と圧倒的な力で勝ち上がってきて王者としての風格そのものでした。

反対に、近江はエース山田選手が決勝戦までの4試合を一人で投げぬき、加えてキャプテンで4番バッターと孤軍奮闘の活躍で勝ち上がってきました。







また、大坂桐蔭は、3年生の川原 嗣貴投手、別所 孝亮投手、2年生で世代№1左腕の前田 悠伍投手を揃える豪華メンバー。

僕が、昨日の決勝戦で痛烈に感じたのは

高校入学時にはドラフト制度が無いので、良いメンバーを集めやすくまた集めたもの勝ちなんだなということ。

プロ野球やメジャーリーグなどになると、戦力の均衡化を図るためにドラフト制度があるのに対して、アマチュア野球界ではそんな制度は無いので、いかに良い選手を集めるかにかかってくるのかも…


昨今、高校生たちの体を守るために、投球制限、大会中の休養日、身体保護具の導入などを取り入れてますが、その反面戦力の低いチームが勝つには難しい仕組みになってきているのを感じます。

言葉が悪いですが、一人の優秀なピッチャーを使い倒せばなんとか勝ち続けられた時代は去り、いかに良い選手を複数抱えるようなチームを作るのか。

チームを作るというより高校入学時のスカウトが大切になってきてるのかを感じられずにはいられません。

アマチュア野球とプロ野球では、野球をやることの意味が違うので今のような選手集めの仕組みになっているのでしょうね。

そんなことを考えさせられる選抜大会決勝でした。




さあ野球やろうぜ！

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