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【1015日連続ブログ更新中】ピッチトンネル
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です
ピッチトンネル
今メジャーリーグではこの言葉が流行しています。
ピッチトンネルを簡単に説明しますと
ピッチャーが投球する際に、ある地点(ピッチトンネル)を通してから変化させるとバッターは打ちにくくなる(対応しにくくなる)という理論です。
逆をいうと、バッターから見て早めに(ピッチャー側に近い位置で)変化する投球は打ちやすいということです。
他の例を挙げて言うと、時速約150キロの投球の際バッターが球種・コースを判断する時間は最初の0.14秒程度しかないと言われています。
つまり、投球してから0.14秒の時点でバッターがストレートと認識した後で変化すると打ちにくくなるということです。
ストレートだと思ってバットを振りに行って、いきなり手元で変化するからしっかりとボールを捉えきれないという状態になります。
カットボールやツーシームが効果的なのはこんなメカニズムなんですよね。
ピッチャーとしては、なるべくバッター側で変化させる
バッターとしては、ギリギリまでボールを引きつけて打つ
そう考えると、このせめぎあいがピッチャーとバッターの対戦の醍醐味なのかもしれませんね。
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