ブログ

Blog

餌を撒く~ヒットゾーンを広げる方策~

2019.10.01
ブログ

ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

野球にはときより、餌を撒いておいて結果を出しやすくするような戦法が見られます。

 

罠を仕掛けると言っていいかもしれません。

 

今日はそんな餌を撒くという中でも、ヒットゾーンを広げるための方策について触れてみたいと思います。

 

野球の守備位置でのスタンダードは、以下のとおりです。

 

 

だいたい打たされた(打ち取った)という打球は、この守備の真正面(以下「定位置」という。)に飛んでいくので野球って本当にうまくできてますよね 笑

 

逆を言うと野球は、この定位置をがら空きにしてしまうと、ヒットゾーンを広げてしまうことになります。

 

その作戦が顕著に表れたのは、2016年広島対日本ハムの日本シリーズ第2戦、6回広島の攻撃時のことでした。

 

 

上記の写真が答えを物語っています。

 

2塁ランナーのケアに集中したショートは、三遊間を大きく広げてしまい、その結果三遊間にバスターを決められてしまいました。

 

プロ野球選手にとって大きく開いた三遊間はまさに、待ってましたと言わんばかりの状況だったと思います。

 

このプレーの中で一番言いたいのが、

 

 

2塁ランナーが牽制をさせようとするために(ショートが2塁ベースに入りやすいように)リードを大きくとったり、スタートする仕草をしたりして

 

 

 

餌を撒いたから

 

 

 

このように見事な結果を出すことが出来たということです。

 

昔から指導者に良く言われたのは、2死なのにランナーばかり気にするな!

 

特に、2死だと攻撃側のサインも0死又は1死のときに比べて、パターンが少なくなる傾向があります。

 

バッターがシンプルに打ってきやすいのに、ヒットゾーンをわざわざ広げてあげなくてもいいでしょうに。と言った考えから、守備に就く選手は打球に集中させることを優先させるケースが多いです。

 

また、打球に集中させる守備をしていると見るや否や、今度はランナーを走らせる(牽制が少なくなるから)作戦を決行するケースもあります 笑

 

こうなると、守備位置を変える(変えさせる)ことで、相手はどのような作戦で来るのかの読み合いにもなってきますね。

 

う~ん、本当に野球は深い 笑

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

【ツイッター @arakisports】
@arakisports

【facebook】
https://www.facebook.com/arakisports60/?modal=admin_todo_tour

【アラキスポーツLINE@はここから追加】
友だち追加