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飛びすぎる金属バットの危険

2019.08.22
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

飛びすぎる金属バットの危険

https://toyokeizai.net/articles/-/298326

 

 

こんな記事が目につきました。

 

最近の金属バットは反発係数が高く、打球は速いし遠くに飛ぶしで、野球の魅力の一つであるバッティングを大いに盛り上げている節もあります。

 

甲子園では、毎年ホームランがたくさん飛び出し、野球のスリリングさを担っているかのようにもみえます。

 

しかし、その反面、高反発金属バットの弊害も着々と現れているのも事実です。

 

 

その弊害をまとめると(詳しくは上記の記事をお読みください)

 

①打球が速いため、打球処理の危険

 

②細かい野球を軽視する流れになってきている(フルスイングするための体格や筋力UPが求められている)

 

③バッティングが粗くなっている(金属バットは高反発でスイートスポットが広い)

 

④大学以上で野球をやる場合は、木製バットが多いためバッティング技術で戸惑う可能性有り

 

 

②~④にあるように、野球の技術面はともかく、①は安全面に関わることなので対応策が必要になってくるかもしれません。

 

打球が速くなればなるほど、ケガのリスクも高まります。

 

その昔、社会人野球が金属バットで試合をやっていたのを思い出してもらえればよいかと思いますが、一つ間違えば大ケガになる恐れも秘めています。

 

高校野球では、経済的な問題により木製バットから金属バットへ移行されました。

 

そしてその後、キャッチャーや球審に対する難聴問題を解決するため、消音金属バットが登場しました。

 

その消音金属バットは、今のような高反発ではなく一時飛距離が出なくなったような印象があります。

 

スポーツメーカーとしては、飛距離が出るバットの方が良いため、現在の高反発金属バットになっていったんだと思います。

 

 

あちらを立てればこちらが立たずと言った具合に、試合での飛距離が出るように(打球も速くなる)なると、先述したような弊害も発生します。

 

もしかすると、その弊害をクリアするために、もう一度高校野球も木製バットに戻るかもしれませんね 笑

 

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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