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継投策は決断に次ぐ決断
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
監督は、自分が一番勝てると思う采配をします。
送りバント、ヒットエンドラン、スクイズ、代打などその試合展開で最良だと思う采配に徹します。
特に難しいのは、投手交代のタイミングです。調子の良いピッチャーを惜しげもなく交代させ、二番手ピッチャーに次を託す場面があります。
プロ野球は、先発、中継ぎ、抑えと分業制が当たり前となっているので、継投策は現代野球の必須事項かもしれません。
しかし、昨今アマチュア野球界ではイニング制限や球数制限のため、一人のピッチャーが完投する場面が少なくなってきてるのも事実です。
ですので、監督が継投策を考える裏には、いろんな意味合いが含まれています。
良いピッチングを続ける先発ピッチャーだけど、打順一回りまでしか通用しないだろうから、4回からは交代させよう。
先発ピッチャーの投球が全体的に、高めに浮いてきたから、そろそろ替え時かな。
これまで、ファールにしかならなかったボールが良い当たりを打たれるようになってきたから、そろそろ危ないかも。
イニング制限があるので、次の試合のことを考えると変えても良いかも。
そういった、あらゆることを想定して下した采配でも、ときには裏目に出ることがあります。
結果だけを振り返ると、たらればと言いたくなることはたくさんありますが、監督として采配を振るうということは重責以外のなにものでもありません。
アマチュア野球は、トーナメント方式が多いため、負けたら終わり。
シビアかつはかなくも美しい。
勝つことで多くを学び、負けることでさらなる成長が期待できる野球って、本当に素晴らしいですよね。
さあ野球やろうぜ!
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