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リトルリーグの離塁制限

2019.03.11
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

今日は、リトルリーグ(ざっくり言うと小学生の硬式野球団体)の離塁制限に触れてみたいと思います。

 

恥ずかしながら、最近リトルリーグの離塁制限を知りました 笑

 

小学生の頃からボーイズリーグに入り、大人になるまで離塁制限のある野球を経験したこともなければ、試合も見たことがなかったため、今まで知らずにきてしまいました。

 

離塁制限のあるスポーツは、ソフトボールで経験したことがあるので、内容はだいたい分かりますが。

 

でも、ちゃんとリトルリーグの離塁制限を調べてみると、ソフトボールとは異なることがわかりました。

 

ソフトボールの離塁は、投手が投球した際にすることができます。

 

リトルリーグの離塁制限は、投手の投球がホームベース上を通過又は打者が打った際に離れることができるそうです。

 

コンマ何秒の違いかもしれませんが、0.1秒でランナーは約50から70センチ(あくまでもおよそです。)進むと考えると、この差は大きいと考えます。

 

この離塁制限があるリトルリーグですが、皆さまは離塁制限があることについてどのようにお考えでしょうか?

 

 

 

 

リードの無い野球なんて、野球じゃない!

 

小学生の盗塁は、ほぼセーフになるので、中学生からの野球とは異なるものになってしまうから反対!

 

経験の浅い小学生に対して、投手は投球フォームの安定に集中出来るし、捕手は捕球に集中出来るから、基本を学ぶためには、離塁制限は理にかなっている!

 

 

 

 

など、さまざまな意見があると思います。

 

僕は、小学生の野球について、離塁制限があってもなくてもどちらでも良いかと思います。

 

しいて言うのなら、中学生以上の野球を経験する方は、ゆくゆく野球(ベースボール)本来のカタチを経験出来るから良いのかと…。

 

日本のプロ野球でもメジャーリーグでも、各国最高峰の野球には離塁制限がありませんので、それが野球本来のカタチなんだと思いますが…。

 

でも、なんでリトルリーグは離塁制限を設けているのだろうと疑問を持ちました。

 

その前に、離塁制限のない小学部のボーイズリーグなどは、1塁にランナーが進むと、ほとんど2塁への盗塁が成功します。少し脚の速いランナーになりますと、1塁に出塁しただけで、2盗3盗により3塁まで到達してしまいます。

 

こんな状況を見ていますと、野球がとても大味に感じます。

 

アメリカのベースボールは、日本に比べて大味な感じを受けますが、日本古来の野球はスモールベースボールと言われるように、バントなどを駆使してランナーを進めます。もちろん盗塁も絡めますが、1塁に出塁したら必ずといって良いほど盗塁はしません。

 

そんなことなども加味しながら、ある方のブログを拝見させていただき、なるほどこういう考え方もあるのかと勉強になりました。

 

投手にとって牽制がないことで、ランナーを気にすることなく、自分のピッチングフォームに集中できるメリット!

 

捕手にとって、ほとんど盗塁がないため、まずは基本であるキャッチングに集中できるメリット!

 

 

ランナーにとって、本来スリリングであるはずの盗塁の意味が軽視されてしまうデメリット!

 

 

要約しますと、盗塁という行為に対して守備側は難し過ぎますし、攻撃側は簡単過ぎるのを防ぎ、投手と捕手の一番の基本動作を大切にするためのルールではないかと書いてありました。

 

 

こんな風に野球を考えたことがなかった僕には、目から鱗でした 笑

 

 

いずれにいたしましても、小学生は、野球が面白くて仕方ないっていう風になることが一番ですよね!

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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