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ファウル後のタイム~審判はこんなところまで~
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
選手、指導者、マネージャー、審判員、父母、大会関係者、野球観戦者の皆さん、昨日一昨日と暑い中での野球お疲れ様でした。
今年も、熱い夏が迫ってきましたね。
今年の夏はどんな物語が生まれるのでしょうか!今から楽しみで仕方ありません。
さて、野球を観ていると、フォアボールでランナーを出した際にキャッチャーが球審にタイムを求めることがあります。
いわゆる、カウントされないタイムのことです。
タイムの回数は各連盟の規定により、回数が決まっています。
マウンドに、ピッチャー以外の野手1名が集まるときにはタイム1回にカウントされないですもんね。
先日、観戦していた試合を観てふと気になることがありました。
フォアボールを出した瞬間に、キャッチャーが球審にタイムを要求してピッチャーのもとに走っていきます。
しかし、球審はすぐにはタイムを宣告しません。
しかも、ランナーは3塁にもいます。
ホームががら空き!
僕は、3塁ランナーの動向を気にしながら球審を注視していました。
キャッチャーからのタイムを無視しているわけでもない様子は佇まいから伺えます。
球審は、バッターランナーが1塁へ到達するやいなや
タイム!
とここで宣告しました。
あれっ?
たしか、フォアボールはインプレイのはずでは?
フォアボール
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しかも、プロ野球ではフォアボールで出塁した際にフットガードを外す場面時に、タイムがかけることが慣例的になっていると思うんですけど…
どういうこと?
そうか!、この規則が適用されていたんだ!!
野球規則 8.01(C)
審判員は、本規則に明確に規定されていない事項に関しては、自己の裁量に基づいて、裁定を下す権能が与えられている。
だから、各連盟やリーグによって、この場面での対応が違うんですね。
因みに、高校野球ではフォアボールで出塁したランナーは、1塁へ到達した後にフットガードを外す習慣がありますよね。
審判員の方々は、こんな細かい部分まで気を配っていらっしゃるのですね。
そりゃ、1試合審判をするとヘトヘトになるわけですね。
今度、試合を観るときにはこんな風に野球を観てみると、さらに面白くなるかもしれませんね 笑
さあ野球やろうぜ!
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