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そういえば経験したことがない ドラフト待ち
ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。
昨日は、プロ野球のドラフト会議でしたね。
大注目の大船渡高校佐々木投手は、4球団競合の末千葉ロッテマリーンズが交渉権を得ました。
千葉と言えば、昨今の台風被害などで日本中の注目を浴びましたが、今後は佐々木投手の活躍についても目が離せませんね。
ドラフトって、自分が関わる経験をする人はなかなか居ないと思いますし、自分の教え子がドラフトに関わる経験をすることもごく稀です。
本当に
はぐれメタル並ですよね 笑
昨日、そんな貴重な体験をした方にお話を聞くことができました。
特定できないように個人名などは伏せますが、その方がおっしゃるには
ドラフトされるということは、実力はもとより
縁や運が無いとプロへの道が開かれない
と言っていました。
もちろん、甲子園に出場し誰もが認めるような活躍をすればその実力のほどが分りますが、全く無名の選手が発掘されるのには、まさに金を掘り当てるような大変さが待っています。
今の世の中、ネット環境が整備されているので情報は一瞬にして世界を駆け巡りますが、大した実績も無い選手に対して現在の状態から今後の伸びしろを考えドラフト指名するのはバクチに近いものがあります。
でもこの目利きこそ、どの世界においても大切な要素だと言えます。
株やFXのトレード、銀行の融資、マグロの仲卸
先の分らないものに対して大金が動くことは、世の中ごまんとあります。
それほど、スカウト、目利き、判断(株の売り買い、融資等)をするということは大変な作業だと言えます。
話を戻しますが、今回お話を聞いた指導者さんの教え子は、今でも立派にプロ野球で活躍されています。
当時、数球団のスカウトの方が見に来られたそうですが、それぞれ評価が違ったそうです。
将来性が無いと判断した球団は、もちろん指名にも至らなかったそうですが、そもそもしっかりとその選手を見るという姿勢も見られなかったそうです。
でも、指名をした球団のスカウトマンは全然違ったみたいです。
一発で、その選手の柔らかさとしなやかさ(特に肩甲骨付近)を見抜き、当時MAX144キロだったスピードもこの先もっと速くなると思い指名に踏み切ったそうです。
スカウトマンの眼力(目利き)が凄い!
と、この指導者の方がおっしゃっていました。
そして、ドラフト前日からマスコミなどが特集を組み、当日のドラフトを迎えたそうです。
この時は指名されたので良かったものの、大々的に会見場をセッティングしたけど指名漏れなんてケースも少なくありません。
僕は指名漏れの経験がありませんが、パチンコで絶対次はかかるって時に周りの人が集まりかからなかった(大当たりしない)とき、蜘蛛の子を散らすように誰を居なくなる雰囲気の何倍も何十倍も辛いのかなと予想してしまします。
失礼しました。
ドラフトは、野球に関わる人間の夢であり憧れでもあります。
誰しもそれを夢見て野球に関わるのですが、現実はそんなに甘くありません。
だからこそ、ドラフトに関わる経験が出来ることは、ある意味甲子園出場よりレアケースなのかもしれませんね。
さあ野球やろうぜ!
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