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これも新しいスタイル?

2019.09.03
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ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です。

 

第101回全国高校野球選手権大会の中で、異色の監督さんが2名いました。

 

そのお二人とは

 

誉高校(愛知)の矢幡真也監督(46)

 

立命館宇治高校(京都)の里井祥吾監督(36)

 

なんとお二人は、教員免許を持っておらず、しかも本職をやりつつ高校野球の指導者として活躍される二刀流なのです。

 

矢幡監督は町の電気屋さん、里井監督は町のパン屋さんだそうです。

 

 

 

日本高校野球連盟の昨年度の「高校野球実態調査」によりますと、全国3939校のうち、監督は教員と学校職員が全体の97%近くを占めています。

 

これは、部活動はあくまで学校教育の延長なので、授業を持つ教員が担当するのが自然と考えられているからだそうです。

 

この考え方からすると、、教員免許を持っていない者が野球を通じて教育をするとはいかがなものか?

 

という発想にもなりかねません。

 

では、小中学校のクラブチームはどうでしょう?

 

クラブチームということなので、ほぼほぼ教員でない者が指導を行っているチームが多いかと思います。

 

中には、中学校の部活動の一環としてボーイズリーグに登録しているようなカタチもあります。

 

昨今、国の政策の一つである働き方改革に伴い、部活動の短縮が目立ちます。

 

学校生活と部活動のバランスも、一昔とはだいぶ様相を呈してきましたが、そのどちらも教育に大きく関わっていることは確かです。

 

僕は教員の仕事に従事したことがありませんが、同じ公務員として働いた経験から、求められる仕事のクウォリティと仕事量はハンパ無いと感じています。

 

教員への負担を考えますと、あながち学校生活と部活動を切り離すこの分業制も、今後の新しいカタチになるのかもしれませんね。

 

学校生活も理解した教員が部活動の指導をすることで生じるメリットは大いにあるかと思います。

 

しかし、選手達にとって、野球のみで教育に携わる教員免許が無い者の指導も、それはそれで価値があるのかもしれません。

 

先述した小中学校のクラブチームでは、そのカタチが主流であり、教員(小中学校の)と民間指導者(ほぼボランティア)のバランスがうまく均衡されているようにも映ります。

 

世の中は凄いスピードで変化しています。

 

10年前に、スマートフォンがこれほどまで流行ると予測できたでしょうか。

 

これからの野球界も、時代に対応しながら変化していくことは目に見えてます。

 

あとは、変えていかないといけないものと変えてはいけないものの見極めが必要になってくるでしょうね 笑

 

 

 

さあ野球やろうぜ!

 

 

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