ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



サスペンデッドゲームを採用しない

高校野球では、サスペンデッドゲームを採用していません。

ですから試合が始まると、試合が成立するのか再試合にするのかの二択になります。

そのようなルールですので、先日の甲子園で行われた大阪桐蔭対東海大菅生の試合は、８回表１死一二塁

東海大菅生の攻撃中に降雨コールドゲームが成立しました。

この試合を観ていて、サスペンデッドゲームが無い高校野球について残酷さを感じました。

サスペンデッドゲームを採用したいる明確な理由は分かりませんが、プロ野球球団阪神タイガースのホームグラウンドを使用している甲子園大会では、いつまでに日程を消化しなければならないというルールがあるので、むやみに試合数を増やしたくないのかもしれません。

これは僕の推測なので、本当のところは何なのかが分かりませんが、野球団体（高校やプロ野球などの各団体のこと）によって考え方は異なっています。

例えば、メジャーリーグは引き分けと言う概念がありません。

ですので、勝負が決まるまでは延長戦を永遠に続けますが、よんどころのない事情によりサスペンデッドゲームは採用されています。

メジャーリーグでは、白黒はっきりしたいというのが見られており、これがいわゆる国民性なのかもしれませんね。


いずれにしましても、今回の 大阪桐蔭対東海大菅生の降雨コールドゲームで消化不良な人はたくさんいるかと思います。

今後の高校野球において、このような消化不良を無くすためにも、何かすっきりと試合が終わる良い方法がないのかなと思う今日この頃であります。





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