ほぼ野球専門店アラキスポーツの荒木康です



本気で泣く姿

オリンピックもさることながら、現在高校野球選手権（夏の甲子園）予選大会で開催されております。

続々と甲子園出場校が決まる反面、敗れて高校野球にピリオドを打つ者たちも発生しています。

高校野球を観ていて数年前から気になっていることがあります。

それは、最後の夏の大会（選手権予選大会）に敗れた3年生たちがあまり泣かなくなったのかなと感じることです。

負けても涙一つ見せない姿を見ていると、本当に高校野球をやりきったのかなと疑問に思います。

時代が進むにつれ情報も増え効率的な生活もできるようになった昨今、高校野球だけが人生の全てでは無いでしょう？と思わせるような姿が目につくようになったのは僕だけでしょうか。

ある意味、最近の若者たちは合理的な生き方をしているのかもしれません。

なにも高校野球だけが全てではないし、高校野球が終わった後も自分の人生は続くのだからという変に賢い考えを持っているのかもしれません。

でも、人生で一度くらいは一つのことに本気で取り組み、そしてそれが終わるのを体験するのも大切だと思います。

僕は、高校野球とは人生の一区切りだと見ています。

小学生から始めた野球の一区切りを体験できるのが高校野球だと感じています。

一つのことに夢中になれた素晴らしい時間の一区切りが高校野球だと思っています。

ですので、高校野球が終わった瞬間に本気で泣く姿を見るとほっとします。

全力でやりきったからこそ、次の人生に進められる。

そんなことを考えるのは僕だけでしょうか。



さあ野球やろうぜ！




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